以前の記事で、カメラアダプタ「Lightning – USBカメラアダプタ」「Lightning – SDカードカメラリーダー」がiPhone 5cとiPhone 5sに対応しているとお伝えしましたが、現状では対応していないことがわかりました。
「Lightning – USBカメラアダプタ」「Lightning – SDカードカメラリーダー」は、デジカメで撮った写真やビデオを、USBケーブルまたはSDカードを介して取り込めるアダプタです。
これまで第4世代iPad(Retinaディスプレイモデル)とiPad mini専用として発売されたものです。
現在Apple公式サイトの商品説明には、対応モデルとしてiPhone 5cとiPhone 5sが掲載されています。
対応デバイスごとにアクセサリを分類しても、iPhone 5c/5s対応製品として、これらが表示されます。
日本のApple Storeだけではなく、米国Apple Storeでも同様の表記です。
商品説明の本文や、iPhone 5c/5sの製品ページには、対応についての解説文はありませんでした。
筆者は記事にする前に、念のためApple Storeへ電話確認(商品ページには「互換性に関する質問は 0120-993-993へ」と案内がある)したところ、確かにiPhone 5c/5sに対応しているとの回答を得ました。
しかしiPhone 5sの実機に接続してみたところ、USBカメラアダプタでは「デバイスを使用できません:接続されたデバイスはサポートされていません」、SDカードカメラリーダーでは「このアクセサリはこのiPhoneでは使用できません」とのアラートが出て、使うことができません。
使用できないのが現状で、今後のiOSのアップデートで使えるようになるのかも不明です。
iPhone 5s/5cで使うために、これらを新規に購入した方は、Apple Storeへ返品・返品を申し出てみてください。