SPIGEN SGPから、iPhone 5sと5に対応するケース「スリム・アーマー S」が発売されます。
iPhone 5用として発売されたツートンカラーのハイブリッドケース「スリム・アーマー」のマイナーチェンジ版です。
TPU(熱可塑性ポリウレタン)素材のケースに、ポリカーボネート製のカバーが被せられています。
9色のカラーバリエーションが用意されています。
新モデル「スリム・アーマー S」は従来品よりも小型化され、Lightning端子の開口部が広くなるなどの改良がされています。
従来品の「スリム・アーマー」とは、パーツの互換性はありません。
9月20日発売予定で、同社直販サイトで予約受付中です。
価格は従来品と同じ各2,100円です。
- 製品販売ページ:SPIGEN SGP オンラインストア
今回メーカーのご厚意により、リリース前の製品を試す機会を得られました。
前モデル「スリム・アーマー」からの変更点や、同じメーカーの防護ケース「タフ・アーマー」との違いなども交えながら、紹介させていただきます。
▲ TPU(熱可塑性ポリウレタン)素材のソフトケースに、コの字型のポリカーボネート製ハードカバー「バックパネル」を被せた構造です。
iPhoneへの装着・取り外しは、ハードカバーを取り付けたままで行えます。
パーツを分ける必要はありません。
iPhoneを押し込むだけで、簡単に装着できます。
▲ TPUケースの内側には、衝撃吸収性を高める凹凸のパターンが施されています。
これは前モデルのスリム・アーマーには無かったものです。
▲ iPhoneに装着したところ。
柔軟性のあるソフトケースと、それを押さえるハードカバーで、iPhone本体にならったようなツートンカラーを構成しています。
二重構造でiPhoneをしっかり守ってくれます。
▲ 前面は大きく開けられていて、液晶保護フィルムや、同じメーカーの強化ガラス製カバー「Glas.t」シリーズなどを併用できます。
▲ 段差や隙間が生じることなく、パーツが見事に一体化しています。
製造時に発生するモールドラインが見えないように、ケースの角の部分で処理されています。
▲ スリープボタンと音量ボタンは、TPUの素材で覆われており、快適に操作できます。
消音スイッチの開口部は、大きめに開けられており、指先を入れて切り替えやすいように工夫されています。
▲ カメラレンズとフラッシュライトの開口部。
iPhone 5sでも問題なく使える大きさに開けられています。
▲ Lightningコネクタ側の側面。
前モデル「スリム・アーマー」は開口部が小さく、アップル純正のLightningケーブルを接続できるギリギリの大きさでした。
「スリム・アーマー S」では、開口部が広く改良されています。
アップル純正の5種類のアダプタのうち、幅の広い「30ピンアダプタ」以外の4種類を接続できました。
- Lightning – 30ピンアダプタ:×
- Lightning – 30ピンアダプタ(0.2 m):OK
- Lightning – Micro USBアダプタ:OK
- Lightning – Digital AVアダプタ:OK
- Lightning – VGAアダプタ:OK
▲ ここまで使用してきたのは「スムース・ホワイト」ですが、もう一色「メタル・スレート」も紹介します。
バックパネルに、iPhone 5のブラック&スレートに近いカラーが採用されています。
ホワイトのiPhoneにも違和感なくマッチします。
前モデル「スリム・アーマー」との違い
この「スリム・アーマー S」は、前モデル「スリム・アーマー」のハイグレードモデルとしてリリースされています。
前モデル「スリム・アーマー」と比較すると、以下の違いがあります。
- サイズがやや小さくなった(特に縦方向が短く)
- 背面内側に衝撃軽減用の凹凸パターンを採用
- Lightning端子、ヘッドホン端子の開口部が広くなった
9種類のカラーバリエーションは変わっていません。
価格も従来と変わらず、2,100円です。
「スリム・アーマー」と「スリム・アーマーS」では、バックパネルの互換性がありません。
現在単品販売されている、着せ替え用の「スリム・アーマー専用 バックパネル」は、「スリム・アーマー S」には対応していません。
「スリム・アーマーS」のバックパネルは、まだ単品販売されていません。
すでに「スリム・アーマー」を使っている方に、積極的に買い替えをすすめるほどの違いはありません。
Sが付かない旧モデルの「スリム・アーマー」も、iPhone 5と5sに対応しています。
「タフ・アーマー」との違い
TPU製ソフトケース+ポリカーボネート製バックパネルという、同じような構造のケース「タフ・アーマー」も発売されています。
「タフ・アーマー」の方がケースに厚みがあり、角に空洞を設けた衝撃軽減機構「エアクッションテクノロジー」を採用するなどして、より衝撃に強く作られています。
Appleマーク部分の穴や、ボタンまわりの形状など、デザインも異なります。
「タフ・アーマー」はスリープボタンとボリュームボタンがフラットな形状で、凸型ボタンの「スリム・アーマー」シリーズの方が押しやすいです。
より強固な保護性能を求めるなら「タフ・アーマー」(2,940円)、スマートに保護したいなら「スリム・アーマー S」(2,100円)を選ぶといいでしょう。
まとめ
異なるふたつの素材によるツートンカラーで、デザイン性と保護性能を両立させた「スリム・アーマー」。
iPhone 5sリリースのタイミングで、より洗練された進化版「S」が登場しました。
シンプルでスタイリッシュなデザイン、クオリティの高い仕上がり、二重構造の保護性能が詰め込まれた、一歩先行くケースです。
SPIGEN SGP直販サイトなどで取り扱い中で、価格は各2,100円です。
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