島本和彦による自伝的な学園漫画「アオイホノオ」。
恥ずかしながら、この作品を今週はじめて知りました。
【新作アプリ情報】BookLiveの電子書籍を会員登録しなくても読める新アプリ「Liveコミック」(2014年7月14日)
この記事を書くためにアプリを試していて、無料公開されていたコミック1冊を何気なく落としてみたのが、「アオイホノオ」でした。
あまりの面白さに没頭して、記事を書く手が止まってしまいました。
「焔 燃」(ホノオモユル)を主人公としたフィクションとして描かれている学園漫画ですが、漫画・アニメ作品や作家は実在のものが登場し、80年代当時の業界や「オタク」の様子がわかります。
作者の同級生だった庵野秀明なども登場して、芸大の豪快な学園生活が愉快に描かれています。
夢はあるものの今ひとつ具体的な行動に移せず、悶々と過ごす主人公の内面に共感させられます。
私がのめり込んでしまったのは、私自身が漫画家になりたいと思っていたことがあり、感情移入しやすいためかもしれません。
現在BookLive!やKindleストアなどで「期間限定 無料お試し版」として、同作の単行本1〜3巻がまるごと無料公開されています。
無料公開は7月23日(水)までなので、気になった方はお早めに。
期間を過ぎると、ダウンロードしてあるデータも読めなくなる方式です。
上記の記事で紹介している「Liveコミック」アプリを使えば、会員登録やログインなどの、面倒な手続き不要ですぐに読めます。
7月18日からのテレビドラマ放映に合わせた、原作漫画の無料公開だったようです。
ドラマ公式サイトに掲載されている岡田斗司夫氏の解説などを見ると、ドラマもなかなか楽しめそうです。
第1回は見逃してしまいましたが、2回目からはチェックしてみようと思います。