iOSの「写真」アプリなどでは、削除機能のアイコンとして、ゴミ箱マークが使われています。
パソコンのデスクトップにある「ゴミ箱」と似ていますが、これらは機能が異なります。
MacやWindowsのゴミ箱は、「ゴミ箱を空にする」までは、捨てたものをまた拾い上げることができます。
現実のゴミ箱と似ています。
一方iOSの写真アプリでは、ゴミ箱に吸い込まれていった写真やビデオは、もう元には戻せません。
見た目はゴミ箱でも、実際の機能はシュレッダーです。
大事な写真を誤って消してしまうこともあり、それを取り消せないのは、人に優しいとは言えません。
パソコンでは様々な操作に対し、「取り消し」て元に戻す手段が用意されています。
それに比べるとiOSは、取り消しできる作業は少ないですね。
いちばん身近なコンピューターであるiOSも、もっとヒューマン・エラーに対して寛大になって欲しいと願っています。