【編集後記】「Plus」の名前

アップル製品の分類名称

これは以前書いた「【編集後記】iPadにAirと付けた理由」で載せた図です。
今回登場した大きいiPhoneには、上の図には無い「Plus」という単語が使われました。
ハードのバリエーションをあらわすのに「Plus」が使われるのは、「Apple II Plus」(1979年)や「Macintosh Plus」(1986年)以来のようです。

これまでのiPhoneでは、マイナーチェンジ版に「s」もしくは「c」を付けて、バリエーションをあらわしていました。

  • iPhone 3G → 3GS
  • iPhone 4 → 4s
  • iPhone 5 → 5s/5c

基本となる「iPhone 6」に対して、画面が大きくて性能もちょっと上のモデルとして、「Plus」はまあまあ良いネーミングだと思います。
来年は「iPhone 6s」と「iPhone 6s Plus」になるでしょうか。

ところで小さい方の「iPhone 6」にも、何か固有の名前が欲しかったところです。
「iPhone 6」というと、小さい方の「iPhone 6」のことも「iPhone 6 Plus」のことも含まれるため、混乱の元です。

アップル製品の分類名称

例えばケースが欲しくて「iPhone 6 ケース」で検索すると、iPhone 6 Plus用のケースもヒットしてしまいます。
「Plus」の文字に気付かずに、間違えて大きいのを買っちゃう人が必ず出ます。
iPhone 6 Plusのユーザが、「iPhone 6対応」を謳う製品を誤って買うことも考えられます。
どうかお気をつけください。

今週はアップル関連のニュースが多くて、Apple Watch、iPod classicのことや、iPhoneについてもまだまだ書きたいことがあるですが、またの機会にします。

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