アップルが開発者向けに公開しているコンテンツApple Developerで、「Band Design Guidelines for Apple Watch」が新たに公開されています。
Apple Watch用のバンドを製作するサードパーティー向けに、情報や図面を掲載したPDFが公開されています。
PDFには、バンドの固定方法や、ラグ(バンドを支える部分)、38mmケースと42mmケースの寸法図面などが掲載されています。
また、ラグ部分の形状のDXFファイルも配布されています。
アップルの認定する「Made for Apple Watch」マークの存在も明らかにされています。
Creating Bands for Apple Watch – Apple Developer
ニュース解説
高価なアップル純正バンドを買わなくても、サードパーティーから多種多様なバンドが発売されることになりそうで、Apple Watchの楽しみが広がりました。
Apple Watchの「ユーザガイド」内には、Apple ブランドまたは Apple 認定のバンド以外は使用しないでください。
と書かれています。
「Made for iPod/iPhone/iPad」アクセサリの「MFi Program」ように、アップルによるバンドの認定制度の存在が予想されていました。
ただし公開された情報に基づいてバンドを製作しても、「Made for Apple Watch」の名前・ロゴは使えません。
まもなく提供予定とされる、「Made for Apple Watch program」の認定を受ける必要があるようです。
アップルはiPhone/iPad/iPodのケース制作者向けの情報・図面も公開しています。
iPod、iPhone、iPad 用ケースの設計 – Apple Developer