【ニュース】「Beats Pill XL スピーカー自主回収プログラム」開始。アップルにより回収・返金

Beats by Dr. Dre Pill XL Speaker

アップルが「Beats Pill XL スピーカー自主回収プログラム」を開始しています。
Beatsの大型Bluetoothスピーカー「Pill XL」のユーザに対し、製品を回収し返金するものです。

バッテリーが過熱し、防火安全上の問題が発生する可能性があることが判明したとのこと。
回収手続きをすると、39,000円分のApple Storeクレジットか、銀行口座への振込で返金されます。

回収プログラムの申込は、ウェブ上の専用フォームから行います。
Apple Storeなどの店頭では対応していません。

詳細・申込フォーム:Beats Pill XL スピーカー自主回収プログラム – Apple サポート

プレスリリース:Apple (日本) – Apple Press Info – Beats Pill XLをお使いのお客様への重要なお知らせ

Beats by Dr. Dre Pill XL Speaker

ニュース解説

Beats by Dr. Dre Pill XL Speaker」は、国内では2014年7月にブラックのみで販売開始されました。
その後一旦販売終了し、同年12月に全5色になり販売再開されました。
回収プログラムが発表され、現在は販売停止になっています。

販売価格が税込32,400円だったのに対し、回収プログラムでは39,000円が返金されます。
返金額は日本での販売価格ではなく、米国の価格が基準にされているようです。
米国では販売価格299.95ドルに対し、325ドルが返金されます。
製品は、日本では1ドル102円前後のときの価格のままで販売されててきました。

「Apple Storeクレジット」は、Apple Storeのオンラインや店頭での買い物に利用できるものです。
iTunes StoreやApp Storeの買い物に使うiTunesクレジットとは異なります。

2014年8月にアップルがBeatsを買収してから、Beats製品の修理などのサポート窓口はアップルになっています。
カスタマー・製品サポート|Beats by Dr Dre

▼ 「Beats Pill XL」のプロモーション動画(30秒)

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