「Twelve South HiRise for Apple Watch」をレビューします。
アップル純正の「Apple Watchマグネット式充電ケーブル」を組み込んで使う、充電用スタンドです。
Apple Watchのモデルや、38mm・42mmのサイズを問わず使用できます。
▲ 製品は組み立て式です。
充電ケーブルを組み込みながら、組み立てます。
▲ まず台座とスタンド部分を、付属のビスで固定します。
組み立て用レンチと、予備のビスも同梱されています。
▲ それから「Apple Watchマグネット式充電ケーブル」を取り付けます。
「Apple Watchマグネット式充電ケーブル」には、端子が金属製とプラスチック製の2種類があります。
Apple Watch(標準モデル)に付属しているのと、ケーブル単品で販売されているのは、金属製のタイプです。
Apple Watch Sportに同梱されているのは、白いプラスチック製です。
2種類で端子の厚みが若干異なりますが、どちらのタイプでも使用できます。
▲ マグネット端子を丸い穴に入れてから、溝にケーブルを通していきます。
▲ 最後にフタを被せれば完成です。
フタはプラスチック製です。
出張・外泊などでケーブルを持ち運びたいときにも、フタを開ければ簡単にケーブルを外せます。
メーカー公式の解説動画も載せておきます(48秒)。
▲ USB – ACアダプタと接続すれば、充電台として使えるようになります。
▲ シンメトリーのシンプルなデザインです。
シルバーとブラックの、2色のカラーバリエーションが用意されています。
このページで使用しているのはシルバーです。
スタンド部の中央には、メーカーTwelve Southのロゴ(「12」で描かれた矢印が南を指している)が刻印されています。
▲ 底部の全体に、滑り止めのウレタンシートが貼られています。
▲ 横から差し込むようにApple Watchを取り付けます。
どっしりとしていて安定感があるので、片手でApple Watchを載せたり外したりできます。
▲ スポーツバンドのApple Watchを載せたところ。
急角度ですが、充電ケーブルのマグネットでぴたっと吸着します。
▲ バンドは開いた状態でも、ループ状に閉じた状態でも載せられます。
▲ ミラネーゼループのApple Watchを載せたところ。
金属のバンドが傷つかないように、コの字型の切り込み部分と上部に、ラバー素材が貼られています。
▲ 組み立て時のフタに相当する部分には、レザーのような質感のシートが貼られています。
金属同士が接触して、バンドが傷つくのを防ぐものです。
▲ 秋に公開予定のApple Watch用新ソフトウェア「watchOS 2」では、新たに「ナイトスタンドモード」が搭載されることが発表されています。
Apple Watchを横向きに置いて充電すると、画面が回転して、置き時計のように機能するものです。
アラームが鳴ったときには、サイドボタンでオフ、デジタルクラウンを押すとスヌーズします。
この「HiRise」は横向きにも吸着するので、ナイトスタンドモードも使えそうです。
ただしサイドボタン・デジタルクラウンを押すときに、Apple Watchがズレ落ちる可能性があります。
まとめ
充電スタンドがあると、手で充電ケーブルを接続する手間が省けて便利です。
ケーブルの端子が、デスクやテーブルの上に散らかったり、落下して見失うこともありません。
この「HiRise」の特徴としては、重量感があり、安定していて使いやすいです。
アップル製品に似合う、シンメトリーでシンプルなデザインです。
ケーブルを中に通して後ろから出す構造で、ケーブルが目立たず奇麗に見えます。
ミラネーゼループやリンクブレスレットといった、金属製バンドが傷つかないように配慮もされています。
価格は高めですが、それに見合う安定感・高級感も備えた製品です。
「Twelve South HiRise for Apple Watch」は、以下のオンラインショップで購入できます。
シルバーとブラックの、2色のカラーバリエーションが用意されています。
価格は税込各7,344円です。