【編集後記】音楽再生に特化したiPod nanoでApple Musicを楽しみたい

6月29日から7月6日まで実施していた、「iをありがとう」公開13周年記念プレゼントに、たくさんのご応募をいただきありがとうございました。
すでに抽選と賞品発送が終了しています。
外れてしまった方はごめんなさい。

今回の応募方法は、「あなたの好きなアップル製品」に答えるアンケート式にしました。
すべての応募投稿に目を通し、ひとにより様々な製品に思い入れがあるのだなあと、楽しく拝見しました。
また、アップルが愛されているブランドであると再認識できました。

「好きなアップル製品は」と聞かれて、自分の場合はどうだろうと考えてみると、ひとつに決められず困ってしまいますね。
しいてあげるなら、私はiPod nanoと答えます。
カードのような薄型・軽量ボディに、カラー液晶とiPodの全機能を搭載していて、初代モデルの登場時にはたいへん興奮しました。

歴代のiPod nano
(歴代のiPod nano)

ちいさなiPod nanoには、私の音楽ライブラリのすべては入りません。
「星4つ以上」のスマートプレイリストなどで、厳選した音楽のみを入れることになります。
だからこそ、全曲シャッフルでも大好きな曲ばかりを流してくれるのが、iPod nanoでした。
自分のことをわかってくれている、よき相棒というイメージを抱いていました。

現在のiPod nanoは、2012年からモデルチェンジしておらず、影が薄いですね。
残念ながらApple Musicにも対応していません。
Apple Musicの曲をパソコンのiTunesにダウンロードしても、iPod(touch以外)に転送することはできないのです。

「購読項目のため」として、iTunesからiPod nanoへの転送はできない
(Apple Musicの曲は「購読項目のため」として、iTunesからiPod nanoへの転送はできない)

今後iPodのソフトウェア・アップデートで、Apple Musicを利用可能にしてほしいと期待しています。
Apple Musicは月極会員制なので、一か月にいちどiTunesに接続して、登録状況を確認することを義務づければいいでしょう。
音楽再生専用機で使いやすいiPodは、iPhoneの複雑な「ミュージック」アプリよりも、音楽を身近に感じさせてくれるかもしれないと思っています。

LINEMO