Apple Watch EditionとApple Watch Hermèsを、Apple Store表参道で試着してきました。
Apple Watchの中でもこれらのモデルは、東京・大阪のごく限られた店舗でしか試着ができません。
Apple Watch Edition
- Apple Store 銀座(東京)
- Apple Store 表参道(東京)
- Apple Watch at Isetan Shinjuku(東京)
- APPLE WATCH AT DOVER STREET MARKET GINZA(東京)
- Apple Store 心斎橋(大阪)
Apple Watch Hermès
- Apple Watch Editionを扱う上記5店舗
- エルメス銀座店(東京)
- エルメス御堂筋店(大阪)
Apple Watch Hermèsにいたっては、オンラインストアでの通信販売もされておらず、上記の取り扱い店舗でしか購入できません。
今回、Apple Watchが発売以降はじめて上京する機会があり、Apple Storeでの試着を申し込みました。
試着の予約方法
▲ Apple Watch Editionの試着は、アップル公式サイトのApple Watchの試着 – 予約するから予約します。
2日後までの営業時間内で予約ができます。
Apple IDでのログインが必要です。
Editionの試着として予約しても、エルメスなど他のモデルも試させてもらえます。
▲ 予約時間めがけて、Apple Store表参道を訪れました。
開店時間前ですが、すでにサポート待ちの行列ができています。
開店前にスタッフが「予約されているお客様は〜?」と声をかけはじめたので、試着を申し込んでいる旨を伝えると、サポートとは別の列に案内されました。
▲ ところで訪問時のApple Store表参道は、外壁を兼ねたガラスにヒビが入っていました。
応急処置として粘着シートを貼り、警備員を立たせて保護していました。
これはApple Watchのガラスを当てたために、Apple Watchではなく巨大ガラスの方が割れたと伝えられています。
(参考:Apple Watchの強靱さが実証される。巨大ガラスを粉々にするもApple Watchは傷ひとつなし! – Engadget Japanese)
このガラスはドイツのガラスメーカー、ゼーレ社のものです。
1枚取り替えるのにも、莫大なコストがかかりそうです。
▲ 開店とともにスタッフが付いてくれ、試着したいモデルを聞かれます。
Apple Storeアプリで、気になるApple Watchを「お気に入り」に登録しておくといいでしょう。
今回私が試着を申し込んだのは、以下の4製品です。
- Apple Watch Edition 42mm 18Kローズゴールドケースとミッドナイトブルークラシックバックル
- Apple Watch Edition 38mm 18Kイエローゴールドケースとブライトレッドモダンバックル
- Apple Watch Hermès ドゥブルトゥール
- Apple Watch Hermès カフ
Apple Watch Editionを試着する
▲ まずはEditionの42mmモデルから。
Editionは、バックヤードの金庫に保管されているものを出してくれます。
税別188万0,000円、消費税込みで203万0,400円のモデルです。
▲ このモデルは、従来は「18Kイエローゴールドケースとミッドナイトブルークラシックバックル」でした。
9月のラインナップ刷新で、「18Kローズゴールドケースとミッドナイトブルークラシックバックル」に置き換わっています。
ケースの色がイエローゴールドからローズゴールドに変わったほか、バンドの内側がブラウンに変更されました。
試着用に出てきたのは旧モデルでした。
▲ Apple Watch Editonはそれぞれ、デジタルクラウン(竜頭)部分にもバンドに合わせた色が付けられています。
試着用に用意されている製品ですが、当初と比べてバンドの革が柔らかくなったとのこと。
▲ Apple Watchは、アルミ製のSport、ステンレス製の標準モデル、純金製のEditionの順に重たくなります。
手で持つと確かに重たく感じますが、腕に装着してしまうと、重さはまったく気になりませんでした。
これは初めて知ったのですが、Editionでは文字盤のカスタマイズ色に、専用のゴールドカラーが用意されているとのこと。
▲ 続いて38mmの「18Kイエローゴールドケースとブライトレッドモダンバックル」。
税別218万0,000円、税込で235万4,400円の、最高級モデルです。
先に試した42mmモデルとなぜ30万円も違うのかというと、バンドにそれだけの価値があるのでしょう。
▲ モダンバックルはマグネットで簡単に装着できるバンドで、38mmケース用にのみ用意されています。
Vectranという芯材を本革で挟んだ、特殊な構造です。
量産が困難なため、発売当初はこのバンドは品薄で、バンドの単品販売も遅れていました。
▲ 金色のケースと鮮やかな赤色のバンドで、Apple Watchのラインナップの中で最も存在感を放つモデルです。
Apple Watch Hermèsを試着する
▲ 続いて、エルメスとのコラボモデル「Apple Watch Hermès」を試させてもらいました。
よく誤解されているのですが、エルメスモデルは「バンドだけ」ではなく、Apple Watch本体とのセットです。
バンド単品では販売されていません。
▲ まずは幅広のバンドを備えた「カフ」から。
42mm用のみで、カラーはこの「フォーヴ色のヴォー・バレニア」のみの1モデルです。
価格は税込20万3,040円です。
幅の広い帯が手首を包む、アクセサリーとしての要素の強いバンドです。
▲ 幅広の革パッドを縫うように、シンプルなバンドを通した構造です。
馬具からインスピレーションを受けたものとのこと。
▲ エルメスならではの最高品質の革を使い、職人の手で丁寧に仕上げられています。
▲ 続いて「ドゥブルトゥール」。
「Double tour」(ダブルツアー)と書き、「2周」「二重巻き」の意味です。
これは38mm用のみで、4色がラインナップされています。
価格は税込17万0,640円です。
▲ 長いバンドで、手首を2回巻きます。
これはおしゃれで目を引きます。
現在販売されている「ドゥブルトゥール」は「S/M」サイズとして、手首まわり140ミリ〜160ミリの方にフィットします。
160ミリ〜185ミリの手首に装着できる「L」サイズも、「まもなく登場」として発売が予告されています。
▲ エルメスモデルにはこのほかに、シンプルなクラシックバックル型の「シンプルトゥール」もあります(写真左)。
38mmケースが3色で税込14万9,040円、42mmケースが2色で税込15万6,600円です。
ラインナップ、価格、販売店は、こちらの記事にまとめています。
「Apple Watch Hermes」東京・大阪の7店舗で本日10月5日発売。販売店・種類・価格まとめ
試着レポートは以上です。
Apple Watchの試着は、発売当初と比べると、すいています。
Apple Watch Editionも買わない(買えない)場合でも、試着はウェルカムのようです。
Apple Storeのスタッフは皆さん親切なので、遠慮なく試着を申し込んでみるといいでしょう。
- Apple Watchの製品詳細・販売ページ:Apple Watch
- Apple Storeでの試着予約:Apple Watchの試着 – 予約する