【編集後記】「Apple〜」というネーミングが浸透してきた

Apple TVやApple Watchが登場したときには、なぜ「iTV」「iWatch」ではないのかと議論を呼んだものです。
噂の段階でそのように呼ばれていたので、発表後も抜けきれずに「i〜」と呼ぶ方も多々見られました。

Apple製品

しかし「Apple Music」や「Apple Pencil」に関しては、「iMusic」「iPencil」などと言われているのを、見聞きしたことがありません。
「Apple〜」というネーミングが浸透して、違和感なく受け入れられるようになったのを実感します。

iMac、iPod、iPhoneなどがそれぞれヒット商品になったのを受けて、アップル製品以外でも「i〜」ではじまる商品名のものが市場にはあふれています。
そのためアップルが新製品で使いたいときには、すでに「i〜」の名前が他社に押さえられている場合が多いです。
「iPhone」の商品名もご存知のとおり、日本ではアイホン株式会社からライセンスされています。
他社とかぶる心配の無い「Apple〜」のネーミングは、今後の製品でも積極的に使われることになりそうです。

iPhoneとアイホン

それにしても「i〜」という商品名は使われすぎて、ありきたりになりましたね。
サードパーティー製のiPhone向けスタンド「iStand」の、なんと多いことか。
たとえばこちらは岩谷産業株式会社(Iwatani)の「iコンロ」。
アップルが革新的なガスコンロを開発しても、「Appleコンロ」の製品名で出せるので安心ですね。

i-コンロ

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