【レビュー】FINAL FANTASY Ⅸ(iPhone/iPad版)

ファイナルファンタジーIX

昔プレイステーション版を楽しく遊んだ記憶を思い出し、iOS版の「FINAL FANTASY Ⅸ」をプレイしてみました。

私は「ファイナルファンタジー」シリーズは、1〜9までを最後までプレイしています(iOS版ではありません)。
「X」は数時間遊んだ程度で挫折し、以降の作品はプレイしていません。
その中で好きな作品を挙げると「V」「VI」と、この「IX」の3本になります。
リアルに描写されたCGが演技するシリーズよりも、デフォルメされたキャラクターの方が感情移入しやすく、好感が持てました。
「ファイナルファンタジー」はシリーズを重ねるごとにSF化が進みましたが、この「IX」は「原点回帰」をテーマに、ファンタジー要素を強くした作品です。
旧作へのオマージュも散りばめられており、プレイステーション版をプレイした際に、FFファンへのサービスに溢れた内容に楽しませてもらいました。

iPhone/iPadでの操作性

オリジナルのPS版は、ゲームコントローラーのたくさんのボタンを操作に使ったと記憶しています。
それがタッチスクリーンで快適にプレイできるのか、不安でした。
実際にプレイしてみると、案外遊びやすく、ストレスなく操作できます。
スクウェア・エニックスはiOS・Android向けに、FFシリーズの移植やオリジナル作品を配信しているので、かなり研究も進んでいるのでしょう。

ファイナルファンタジーIX

画面は横向きで、ゲームコントローラーを握るように両手でデバイスを握って、親指で操作するように設計されています。
肝心の移動用のバーチャルパッドは、画面の好きなところをタッチして、そこを起点にスライドさせることで、360度好きな方向に移動できます。
他の操作ボタンの構成上、左手親指で移動操作することになります。
決定やキャンセルを行う操作ボタンは、右下に配置されています。
iPadで遊ぶ場合は、デバイスを握った手の親指では、届かない操作もあります。

iPhone/iPod touchの小さな画面でも、iPadの大きな画面でも、違和感なくプレイできます。
4インチのiPhone 5シリーズやiPod touchでは、文字が小さすぎたり、ボタン同士が近すぎたり感じることもあります。
巨大なiPad Proでの操作性・視認性が思ったよりも快適で、私は好んで使っています。
iPad Proは画面が見やすく、ステレオスピーカーによりサウンドも迫力があります。

残念ながらiOS用の外付けゲームコントローラーでの操作には対応していません。
今後のアップデートで対応する可能性もあります。

ゲームデータのセーブ方法・iCloud Drive経由で複数端末でもプレイ可能

フィールド上のほか、ダンジョンなどのセーブポイント(モーグリ)で、プレイデータをセーブ(保存)できます。
セーブデータは、10個のスロット×15個のファイルで、合計150個も保存ができます。

ファイナルファンタジーIX

モバイル端末でのプレイなので、不意に中断しなけらばならないことがあります。
短時間の離脱なら、FF9のアプリに戻って続きをプレイできますが、場合によってはタイトル画面に戻っていることがあります。
そんなときでも、オートセーブ機能があるので安心です。
タイトル画面で「コンティニュー」を選ぶと、直前の状態からプレイできます。
オートセーブは、「フィールドマップ切り替え時」に行われるとされています。
ダンジョンや街を歩いて、画面が切り替わるタイミングのようです。

セーブデータはクラウドに保存して、複数のデバイスで同期してプレイできます。
設定で「iCloud Drive」がオンになっている必要があります。
タイトル画面で「CLOUD DATA」を選ぶと、セーブデータをiCloud Driveにアップロード・ダウンロードできます。

ファイナルファンタジーIX

セーブデータは自動で同期されるわけではありません。
手動でアップロード・ダウンロードする必要があります。
たとえばiPhoneでプレイをしたあと、続きをiPadでプレイするとします。
iPhoneでタイトル画面の「CLOUD DATA」からアップロードを選び、次にiPadで同じ画面からダウンロードをします。
自動で同期しないのはやや面倒ではありますが、確実にセーブデータを管理できる安心感があります。

ゲーム画面

ファイナルファンタジーIX

▲ 画面サイズが16:9のiPhoneでは、左右に余白が表示されます。
この余白部分は、バーチャルパッドでの操作にも使えず、指をプレイ画面まで伸ばす必要があります。

ファイナルファンタジーIX

▲ 一方iPadでは、上下に余白(黒い帯)が表示されます。

ファイナルファンタジーIX
(▲ 画面の一部を拡大)

iPadでプレイすると、背景画像の粗さが目立ちます。
3Dグラフィックで描かれたキャラクターたちは、今回のiOS/Android版で高解像度化され、美しく表示されます。
しかし街やダンジョンなどの背景画像は、昔のゲームそのままらしく、粗く見えます。

気軽に遊べるブースト機能

もともとは据え置きゲーム機用に開発された、大作RPGです。
モバイルデバイス向けのカジュアルゲームや「ソシャゲ」と比べると、腰を据えてプレイしなければなりません。
セーブポイント以外でも中断はできるものの、区切りのいいところまでプレイすると、時間がかかります。
全アイテムを回収し、全イベントを見て進めたい場合は、特に時間がかかります。

iOS/Andrid版には、モバイル端末でも気軽に遊べるように「ブースト機能」が用意されています。
無敵状態でゲームを進められるような、チート、すなわち「ずる」ができる機能です。

ファイナルファンタジーIX

いつでもオン/オフできるブースト機能に、以下の4種類があります。
これらは気分や必要に応じて、気軽に設定・解除ができます。

  • 高速モード:ゲームが高速に
  • ゲージマックス:戦闘中のHP、MP、トランス、ATBゲージが常に最大
  • ダメージ9999固定:敵に与えるダメージが常に最大
  • エンカウントなし:敵に遭遇しなくなる(ボスキャラなどは除く)

一旦設定すると戻せなくなるブースト機能も、以下の3種類あります。

  • アビリティマスター:装備品を入手した時点で、付随するアビリティ(本来は経験値を積んで覚えられる特殊能力)を修得する
  • レベル魔石力MAX:レベル・魔石力が最大値に
  • ギルMAX:買い物し放題

プレイしていると、確かに雑魚モンスターとのエンカウント・戦闘はダルい。
そういうときに「エンカウントなし」や「ダメージ9999固定」などが便利そうです。
私はいまのところ、ブースト機能を使わずに真面目に進めています。

まとめ

ファイナルファンタジーIX

さすがに面白く、物語に引き込まれます。
映画のような演出のムービーが、シームレスにゲーム画面に繋がる見せ方にも唸らされます。
主人公のキャラクターたちもそれぞれ魅力的で、セリフや動作が愛らしく、好感が持てます。

カードゲームに代表されるミニゲームも盛りだくさんで、物語を進める以外の楽しみ方や、やり込み要素もあります。
現代のモバイル用ゲームと比べると面倒な内容ですが、それもブースト機能を使えば、気軽に遊べるようになります。
かつてCD-ROM 4枚組で発売された大作が、iPhoneにまるごと収まって遊べるというのは、時代の変化を感じさせ感慨深いものがあります。
むかしプレイした方は懐かしく遊べて、未体験の方もドキドキ・ワクワクしながら進められる、エンターテインメント作品です。


FINAL FANTASY Ⅸ – SQUARE ENIX INC(2.01 GB)

Android版はこちら:FINAL FANTASY IX – Google Play の Android アプリ

公式サイト:ファイナルファンタジー IX for SP&PC | SQUARE ENIX

ゲームシステムを解説するオンラインマニュアルも公開されています。
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