Apple Watch用の「watchOS 2.2」ソフトウェア・アップデートが公開されています。
Apple WatchはiPhoneを使ってアップデートします。
iPhoneがiOS 9.3にアップデートされている必要があります。
Watch OS 2.1からの変更点は以下。
このアップデートには、1台のiPhoneに複数のApple Watchをペアリングする機能のサポート、“マップ”の機能の改善、および新しい言語のサポートが含まれます。
このリリースにはその他の機能改善およびバグ修正も含まれます。
- 1台のiPhoneに複数のApple Watchをペアリングする機能のサポートを追加
- 食事、ショッピングなどのカテゴリ別に周辺の場所をブラウズできる“周辺検索”を“マップ”に追加
- システム言語のサポートを追加:カタロニア語、クロアチア語、スロバキア語、ルーマニア語、ウクライナ語
- カタロニア語、クロアチア語、スロバキア語、ルーマニア語、ウクライナ語、英語(サウジアラビア、アラブ首長国連邦、インドネシア)の音声入力サポートを追加
- マレー語、フィンランド語、ヘブライ語のSiriサポートを追加
- 安静時の心拍数計測の頻度が増加
そのほか、セキュリティアップデートも含まれています。
watchOSのアップデート方法
ペアリングしているiPhoneを操作して、Apple Watchをアップデートします。
watchOS 2以降へのアップデートには、iOS 9以降のiPhoneが必要です。
iPhoneの「Apple Watch」アプリで
マイウォッチ > 一般 > ソフトウェア・アップデート
を開きます。
「ダウンロードとインストール」をタップして、使用許諾へ同意します。
iPhoneのパスコード入力も求められます。
アップデート時には、Apple Watchが以下の条件を満たしている必要があります。
- Wi-Fi接続されたiPhoneの通信圏内にある
- 充電器に接続されている
- 50%以上充電されている
またiPhoneはWi-Fi接続されている必要があります。
公式サポート情報:Apple Watch 上のソフトウェアをアップデートする – Apple サポート
ニュース解説
これまでiPhoneには、1台のApple Watchしか同期できませんでした。
Apple Watchを付け替えて楽しみたいときには、バンドを交換するしかありませんでした。
新しいwatchOS 2.2からは、ビジネスではApple Watch標準モデル、休日はApple Watch Sportというような使い方ができます。
watchOSのアップデートには、iOSのアップデート以上に時間がかかります。
朝でかける前などの作業はおすすめしません。