【豆知識】iPhone 7/7 Plusは、iPhone 6s/6s Plusと同じ大きさ。では同じケースを使える?

iPhone 7/7 PlusとiPhone 6s/6s Plus

新しいiPhone 7とiPhone 7 Plusは、それぞれiPhone 6s/6s Plusと同じ大きさです。
重さは変わり、7の方が軽くなっています。
(参考:iPhone – モデルを比較する – Apple(日本)

モデル 幅(mm) 高さ(mm) 厚み(mm) 重さ(g)
iPhone 6s 67.1 138.3 7.1 143
iPhone 7 67.1 138.3 7.1 138
iPhone 6s Plus 77.9 158.2 7.3 192
iPhone 7 Plus 77.9 158.2 7.3 188

iPhone 6/6s用・6 Plus/6s Plus用のケースを、iPhone 7/7 Plusにも使えそうに思えます。
しかし以下の違いがあるために、流用はできません。

iPhone 7とiPhone 6sのカメラレンズ位置

1)カメラレンズの大きさ・位置
iPhone 6シリーズとiPhone 7シリーズは、カメラレンズの大きさと位置が異なります。
ケースに開けられた、カメラレンズ用の開口部がズレてしまいます。
適正に撮影できなくなったり、しっかり装着できない可能性があります。

Airジャケットの底部

2)底面のヘッドホン端子の廃止
iPhone 7では、イヤホン・ヘッドホンを接続する端子が廃止されました。
いままでヘッドホン端子があった場所は、スピーカーに変わっています。
底面の開口部が一致せずに、スピーカー穴が覆われたりする可能性があります。

PATCHWORKS ITG Level PRO case iPhone 6/6s Plus用

3)Apple Payへの対応
iPhone 7/7 Plusでは、日本国内でApple Payが利用可能になります。
日本でのApple Payには、新たに内蔵されるFeliCaチップが使用されます。
アルミ製など金属を使ったケース・バンパーや、背面にカードを収納できるケースの場合は、Apple Payの無線通信を妨げる可能性があります。
日本でのApple Payは、10月下旬に予定されているソフトウェア・アップデート後に利用可能になります。
金属製ケースでApple Payを利用できるかは、それ以降の検証を待つ必要があります。
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スリーブケースなら流用可能

ラヂオケース

差し込んで収納するだけの、持ち運び用のケースなら、iPhone 6s用を使用できます。
上記の本体サイズは、飛び出たレンズ部分や各種ボタンは考慮されていません。
iPhone 6sとiPhone 7では、レンズの高さも異なる可能性がありますが、スリーブケースもある程度のゆとりがあるので、問題ないでしょう。

iPhone 6sとiPhone 7両方に対応するケースも登場

両方に対応するケース

カメラレンズと底部の開口部を大きめにすれば、iPhone 6/6sとiPhone 7の両方に対応するケースも作れます。
実際にSimplismのiPhone 7用ケース(一例として、上の写真のFlip Note Case)は、iPhone 6/6sにも対応としてリリースされています。
ただしカメラレンズの位置の違いがあるので、装着したときにズレて見える問題があります。

液晶保護フィルムは?

液晶保護フィルムも、iPhone 6s/6s Plus用を、iPhone 7/7 Plusに使うことはできません。
本体サイズに変更が無いので、画面の大きさも変わっていません。
しかしiPhone 7/7 Plusでは、電話の受話口の穴の大きさや、上部に隠されたセンサーの位置が変わっています。

iPhone 6s用の液晶保護フィルム

iPhone 6s用のフィルムをiPhone 7に貼ると、センサーを覆い、誤作動を起こす可能性があります。
iPhone 7/7 Plus用に設計された、専用品をお求めください。

iPhone 7用・7 Plus用のケースと保護フィルムは、こちらのページにまとめています。

iPhone 7用

iPhone 7 Plus用

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