Apple Watch用の「watchOS 3」ソフトウェア・アップデートが公開されています。
Apple WatchはiPhoneを使ってアップデートします。
iPhoneがiOS 10にアップデートされている必要があります。
Watch OS 2.2.2からの変更点は以下。
パフォーマンスとナビゲーション
- サイドボタンを押して、Dock内のよく使うAppにアクセスできます
- DockのAppは瞬時に起動し、最新の情報が表示されます
- Dockでは、最大10個のAppを追加したり、“再生中”から音楽を制御したり、最後に使ったAppを起動したりできます
- 端から端までスワイプして、文字盤をすばやく切り替えることができます
- 文字盤の下部から上にスワイプして、コントロールセンターの重要な設定にアクセスできます
文字盤
- “ミ二ーマウス”、“アクティビティ”、“数字”の新しい文字盤
- 写真、フォトアルバム、タイムラプス、モーションのコンプリケーションが利用できるようになります
- “ワークアウト”、“ミュージック”、“メッセージ”などの新しいコンプリケーション
- 文字盤を追加したり力スタマイズしたりできる、iPhoneのApple Watch Appの新しい文字盤ギャラリー
- 文字盤ギャラリーで他社製のコンプリケーションを見つけたり追加したりできます
アクティビティ
- アクティビティリングをほかの人と共有したり比較したりできます
- アルファベット順、あるいはムーブゴール、エクササイズゴール、歩数、または本日のワークアウトの進捗状況順でランキングできます
- 友達がリングを完成させるか、ワークアウトを終えるか、成果を達成したとき、自動的に通知が届きます
- 力スタマイズしたスマートリプライで、励ましの一言や挑戦的な言葉を送信できます
- iPhoneの“アクティビティ”Appの新しい“共有”タブに、履歴が表示されます
ワークアウト
- よく使うワークアウトのクイックスタート
- ワークアウトのタイプ別に力スタマイズできる複数のメトリック表示
- 一時停止、再開、区間のマーク付けができる新しいジェスチャ
- ヨガ、ピラティス、クロストレーニングなどを記録できる“その他”のワークアウトのラベル
- ランニングワークアウトの自動一時停止
- Sinがワークアウトの一時停止、再開、終了に対応します
- 屋外ワークアウトで、経路が速度インジケータ付きで地図上に表示されます
車椅子での利用
- 車椅子ユーザ向けに最適化されたアクティビティリング
- さまざまな速度、地形、プッシュテクニックに対応しますプッシュが1日の力口リー消費のゴール達成に力ウントされます
- 口ールの時間を知らせる通知と口ールリング
- 新しいアウトドア・ペース・ランニングおよびアウトドア・ペース・ウォーキングのワークアウト
呼吸
- 1日の中で時間をとって短い深呼吸セッションを行うための新しいAppです
- 心を落ち着かせるアニメーションと触覚による合図で、息を吸うタイミングと吐くタイミングを知らせてくれます
- セッションの長さと1分あたりの呼吸回数は調整できます
- 終了時には心拍数を含む概要が表示されます
- 深呼吸の時間を知らせるリマインダー
- 週ごとの概要
コミュニケーション
- 表現能力の向上
- お祝いするときなどに、フルスクリーンのエフェクトをつけて送信できます
- メッセージ、リンク、写真にTapbackで素早く返答できます
- 手書きメッセージは、紙の上に書いているかのように見えます
- 新しい内蔵ステッ力一や他社製ステツ力一を送信できます
- 見えないインクで送られた秘密のメッセージを読むことができます
- 走り書き
- 画面に言葉を書くと、Apple Watchが手書き文字をテキストに変換してくれます
- Digital Crownを回すと、予測変換のオプションをスクロールできます
- 英語(米国)、繁体中国語、簡体中国語で利用できます
- “メッセージ”と“メール”の通知で、Digital Touch、絵文字、スマートリプライなどの返信方法を選択できます
- 新しい絵文字を追加。また既存の文字にも性別の多様性、ひとり親家庭用の文字、レインボーフラッグを加え、よく使われる文字は再デザインしました
- 緊急SOS
- サイドボタンを押したままにして、緊急通報サービスに電話をかけることができます
- 自動的に緊急連絡先に通知され、位置情報が共有されます
- 使用中の薬、アレルギー、医学的な状態の情報を含むメディカルIDを表示できます
- 現在地に応じて緊急電話番号が調整されます
ホーム
- HomeKit対応のアクセサリをコントロールするための新しいAppです
- iPhoneで作成したシーンを使って、タップするだけで一連のアクセサリをコントロールできます
- Apple TVやiPadを使用して、よく使うアクセサリをリモートでも手首から制御できます
- IP力メラをサポ−ト。リッチな通知とアクセサリの制御でライブビデオを表示できます
その他の機能改善
- 時間指定されたリマインダーや買い物リストなどを管理できる“リマインダー”Appが追加されます
- 友達や家族の位置情報を表示できる“友達を探す”Appが追加されます
- 他社製App内でApple Payを使って支払いができます
- ”カレンダー”Appでイベントを削除したり力レンダーを切り替えたりできます
- Apple Watchから直接FaceTimeオーディオコールをかけることができます
- iPhoneのAppleWatch Appで設定を検索できます
- ”力メラ”Appで、フラッシュ、Live Photos、HDR、ズーム、バースト、前面/背面力メラの切り替えを制御できます
- スペイン語(チリ)、中国語(広東語-中国)、英語(アイルランド)、英語(南アフリ力)でのSiriのサポート
- 一部の機能は、デバイス、国、地域によっては利用できないことがあります。
そのほか、セキュリティアップデートも含まれています。
目次
watchOSのアップデート方法
ペアリングしているiPhoneを操作して、Apple Watchをアップデートします。
watchOS 3へのアップデートには、iOS 10のiPhoneが必要です。
iPhoneの「Apple Watch」アプリで
マイウォッチ > 一般 > ソフトウェア・アップデート
を開きます。
「ダウンロードとインストール」をタップして、使用許諾へ同意します。
iPhoneのパスコード入力も求められます。
アップデート時には、Apple Watchが以下の条件を満たしている必要があります。
- Wi-Fi接続されたiPhoneの通信圏内にある
- 充電器に接続されている
- 50%以上充電されている
またiPhoneはWi-Fi接続されている必要があります。
公式サポート情報:Apple Watch 上のソフトウェアをアップデートする – Apple サポート
ニュース解説
先にiPhoneをiOS 10にアップデートする必要があります。
watchOSのアップデートには、iOSのアップデート以上に時間がかかります。
アップデータのダウンロードだけでも数十分を要し、適用にも数十分かかります。
朝でかける前などの作業はおすすめしません。