iPhone Xの画面上部には、各種センサーが収められた、「切り欠き」と呼ばれているスペースがあります。
うまくデザインされているし、ほとんど気になることは無いのですが、まれに邪魔に感じる場合があります。
私が見つけたのは、Apple Musicのアーティスト画像。
写真のトリミングによっては、アーティストの目線や顔が、切り欠きに隠れてしまうことがあります。
スクリーンショットでは「切り欠き」を再現できないので、写真でお伝えします。
たとえば高橋幸宏。
切り欠きの無い従来のiPhone(写真左)では問題なくても、iPhone Xでは目元が隠れてしまいます。
これは下にひっぱると画像が拡大されて、隠れた部分を見ることができます。
Kissではメンバーひとりの顔が隠れていますが、長い舌で誰なのかは一目瞭然です。
こちらは「おかあさんといっしょ」の、あつこおねえさん。
隣の男性のプライバシーに配慮したのでしょうか?
実はiPhone Xだけの問題ではなく、ほかのiPhoneでも、大事なところが隠れてしまう場合があります。
横長だったり正方形だったりするアーティスト写真を、きまったフォーマットに押し込んでいる、Apple Musicの設計が良くないようです。
この切り欠きは、英語では「notch」(ノッチ)などと呼ばれています。
のっちを確認してみたら、見事にノッチに隠れていました。