【イベント】Apple Storeでプログラミングを学べるイベント「Hour of Code」12月1日から14日間開催。新しい教育カリキュラムや、就労支援のSwift技能認定制度も発表

Hour of Code

Apple StoreのToday at Appleで、「Hour of Code」セッションが開催されます。
コンピュータプログラミングの基礎を学べる、子供も参加できるワークショップです。
12月1日(土)〜14日(金)までの2週間にわたって開催されます。

ニュースリリース:Apple、Hour of Codeにより、さらに多くの学生にプログラミング教育を提供 – Apple (日本)

Hour of Code

期間中はApple Storeの全店で、世界で合計数千回のセッションが催されます。

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教員がプログラミング教室を始めるのに役立つツールと教材「Swift Coding Club」も発表されています。
8才以上の学生を対象に、アプリケーションの試作などのプログラミング教育ができます。

Hour of Code

また、学生の就労支援を目的としたカリキュラムと認定制度「App Development with Swift」も発表されています。
Appleは来年度に、米国の教育非営利団体が定めるAPコンピューターサイエンスプリンシプル履修コースに基づいた、無料のシラバスとカリキュラムの提供を予定しているとのこと。
高校に通う学生は、「App Development with Swift」を学習することで単位が得られます。
認定試験も実施予定です。

目次

ニュース解説

「コンピュータサイエンス教育週間」にちなんだイベントで、日本のApple Storeでは今年で5年目の開催です。
当初は1日限りのイベントでしたが、2016年・17年は7日連続になり、今年は14日間に拡大されました。
セッションは無料で参加できます。

Today at Apple公式サイトのほか、iOS用「Apple Store」アプリの「セッション」タブからも参加登録できます。
「Hour of Code」会期中でも、Today at Appleのセッションは従来から催されているものと変わっていないようです。
子供向けの「Kids Hour」や、教員向けの「Teacher Tuesdays」のほか、「How To」でもSwift Playgroundsを使ったプログラミングを学べるセッションが催されます。

認定制度「App Development with Swift」が日本に上陸するのは、まだ時間がかかると思われます。

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