App Storeを眺めていたら、懐かしい懐かしいタイトルを見つけて、嬉しくなってしまいました。
「Rolando:ロイヤルエディション」のことです。
Rolando:ロイヤルエディション – HandCircus
「Rolando」はiPhone 3Gが発売され、App Storeがサービス開始された2018年に、iPhone/iPod touch用にリリースされたゲームです。
iPhoneに内蔵された加速度センサーを利用してプレイする、iPhoneならではの遊び方ができるゲームでした。
無料体験版や続編もリリースされました。
「Rolando」の配信元だったngmocoは、2010年にDeNAに買収されています。
その後2016年に、DeNAの海外展開を目指した子会社DeNA Global, Inc.の撤退と同時に、ngmocoも解散・清算されてしまいました。
- 米国ngmoco社の買収について~世界No.1のソーシャルゲームプラットフォームの構築を加速~ | 株式会社ディー・エヌ・エー【DeNA】
- 海外子会社の解散及び清算に関するお知らせ(証券コード:2432 | IR 書類ナビゲータ)
かつての「Rolando」が、どのタイミングでApp Storeから消えたかは分かりません。
今回App Storeに復活した「Rolando:ロイヤルエディション」は、Rolandoの開発を手がけていたHandCircus社から公開されています。
10年前にApp Storeが始まったころは、こういう買い切り型で良質なゲームがたくさんありました。
価格も今の相場より高かったけれど、それが適正価格だった気がしています。
今は「ガチャ」に課金させるタイプの無料ダウンロード型が主流になり、ゲーム本来の楽しみ方ができる買い切り型は、なかなか流行らなくなっています。
こうした状況に一石を投じるのが、3月のスペシャルイベントで発表された「Apple Arcade」です。
定額で様々なゲームをプレイでき、追加課金を求められることも、広告が表示されることもありません。
楽しいゲームがたくさん登場する可能性があり、秋のサービス開始が待ち遠しいです。