iPhone/iPad/iPod touch用の「iOS 12.4 ソフトウェア・アップデート」が公開されています。
iOS 12.3.1/12.3.2からの変更点は以下(リリースノートから引用)。
iOS 12.4では、古いiPhoneから新しいiPhoneにデータを直接転送してiPhoneを移行できるようになります。また、iPhoneとiPadのセキュリティの改善が含まれます。このアップデートには以下が含まれます:
iPhoneの移行
- 設定中に古いiPhoneから新しいiPhoneにワイヤレスでデータを直接転送し移行する機能を導入
その他の改善と修正
- Apple Watchの“トランシーバー” Appのセキュリティを修正し“トランシーバー”機能を再有効化
このリリースには、日本と台湾のHomePodのサポートも含まれています。
Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:
https://support.apple.com/ja-jp/HT201222
iOSのアップデート方法
iOSの「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」か、パソコンのiTunesを使ってアップデートできます。
デバイスだけでアップデートするには、Wi-Fi環境が必要です。
公式サポート情報
iOS 12に対応しているのは、以下のデバイスです。
- iPhone 5s以降
- iPod touch 第6世代
- iPad 第4世代
- iPad mini 2以降
- iPad Air
- iPad Pro
ニュース解説
新しいiPhoneに買い替えた際にデータを転送する「iPhoneの移行」機能が加わりました。
iOS 11では、近くのiPhoneからデータを引き継ぐ「クイックスタート」機能が追加されていました。
クイックスタートでは、設定などが移行されるだけで、ほかのデータやコンテンツはiCloud/iTunesのバックアップから復元する必要がありました。
新しい移行機能は、すべてのデータをiPhoneからiPhoneへと直接転送できます。
移行前・移行先の両方のデバイスが、iOS 12.4以降である必要があります。
ワイヤレスで転送するほか、Lightning – USB 3カメラアダプタとLightningケーブルを使って、2台を有線接続して転送することもできます。
この機能はiPhone同士のみで利用可能で、iPadやiPod touchには搭載されていないようです。
移行方法の詳細が、Apple公式サポート情報ページに掲載されています。
クイックスタートで以前使っていた iOS デバイスから新しい iPhone、iPad、iPod touch にデータを転送する – Apple サポート
iOS 12.4には、夏に発売が予定されているHomePodの、Siriの日本語対応も含まれています。
正式な発売日は未発表ですが、これで日本発売の準備が整ったと言えます。