2014年にAppleがBeatsを買収してから、5年が経過しました。
当時の記事:【ニュース】オーディオブランドBeatsがApple傘下に。オンラインストアはApple公式サイトに変更
当時の「Beats」は、音楽ストリーミングサービスを提供する「Beats Music」と、オーディオ機器メーカーである「Beats Electronics」の2社があり、両方がAppleに買収されました。
当時のプレスリリース:Apple、Beats MusicとBeats Electronicsを買収 – Apple (日本)
Beats Musicは2015年7月に、Apple Musicに生まれ変わっています。
Apple Musicに組み込まれたインターネットラジオステーション「Beats 1」に、Beats Music時代の名残が見えます。
Beats Electronicsはどう変わったでしょうか。
2016年に、Beats初のLightning充電タイプの製品として、Bluetoothスピーカー「Pill+」が発売されています。
これはAppleの意向を反映したデザインに見えました。
AirPodsの発表以降は、AirPodsと同じApple W1チップを搭載したBeatsXなどがリリースされています。
今年はAirPods(第2世代)と同じApple H1チップを搭載した、Powerbeats Proが登場しました。
Appleが開発したW1チップ・H1チップを搭載した、サードパーティのワイヤレスヘッドホンは、Beats製品しかありません。
これは他社にも解放してほしいところです。
あとBluetoothスピーカーにもW1・H1チップが載れば便利だと思います。
Appleの傘下に入っても、Beatsはそれまでと変わらない運営をしているように見えます。
コラボモデルを多数リリースしたり、広告に著名なアーティストやアスリートを積極的に起用する、パーティーを行うなど、Appleのイメージとは違いますね。
最近もBeatsXの日本限定モデルである、スカイブルーが出たりもしました。
こういうユニークな取り組みは、これからも続けて欲しいです。