【編集後記】Apple丸の内は誰でも利用しやすい、多様性への配慮が進化した最新ストア

Apple丸の内の外観

きのう9月7日(土)にオープンした、Apple丸の内の開店イベントに参加しました。
昨年4月のApple新宿からスタートした「5か年計画」の、3店目の新規オープンです。
昨年10月にリニューアルした渋谷以来の、おめでたいイベントとなりました。

書きたいことはたくさんあるのですが、今回は特に印象に残った「多様性への配慮」に絞って、Apple丸の内を紹介します。

Apple丸の内

Apple丸の内は「日本最大」のApple Storeと発表されています。

ニュースリリース:Apple、東京に日本最大の直営店を土曜日オープン – Apple (日本)

Apple丸の内

Apple丸の内に在籍しているスタッフで、合計15の言語で対応できるそうです。
これはスタッフの多い大型店ならではですね。
2020年東京オリンピックでさらに増えるであろう、海外からの観光客も利用しやすいでしょう。

Apple丸の内の補聴器サイン

壁面に「補聴器をご用意しています」と、貸し出しに関するアナウンスが掲示されています。
さらにこの耳のマークは、「ヒアリングループ」マークの欧米版です。
Apple丸の内が、補聴器をサポートする設備「磁気誘導ループ」を備えていることを示しています。

参考:磁気誘導ループ – Wikipedia

「磁気誘導ループ」は磁気を発生させて、補聴器に直結音声を送るシステムで、クリアに聞き取ることができます。
補聴器が必要な方が、ガヤガヤと賑わう店内でも聴きやすいよう配慮されています。

Apple丸の内のトイレ

2階の奥にはトイレがあります。
ドアを開けて入ると、性別を問わず使えるトイレがふたつと、多目的トイレがひとつの、計3部屋に分かれています。
手洗いも個室ごとに独自しています。
「男子」「女子」と分けていない、性の多様性に配慮したトイレなのです。

Apple丸の内のボードルーム

トイレやボードルーム(応接間)のサインには点字も併記されており、視覚障害者への配慮もみられます。
Apple Storeは盲導犬に限らず、ペットの犬もつれて入店できます。

Apple丸の内の階段

1階と2階をつなぐ階段のほかに、もちろんエレベーターも備えています。

このようにApple丸の内は、言語、性、身体機能の多様性に配慮した、誰でも利用しやいバリアフリー/ジェンダーフリーのストアになっています。
現行のApple製ハードウェア全製品にアクセシビリティ機能が備わっていますが、この最新のApple Storeにも、同じ思想を感じました。

東京駅 丸の内駅舎

東京駅から近く、「行きやすい」という点でも、利用しやすいお店です。
私も実際に北海道から訪問したのですが、複雑な鉄道網の中でも、東京駅は最も目指しやすいです。

東京駅に着いたら、ドーム天井で知られる丸の内南口から、Apple丸の内が目に入ります。

Apple丸の内のビデオボード

当日はToday at Appleのセッションに3つ参加したりして、応対してくれたどのスタッフさんにも、親切にしていただきました。
誰でもウェルカムなApple丸の内を、ぜひ訪ねてみてください。

公式サイト:丸の内 – Apple Store – Apple(日本)

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