サードパーティー製AirPods用ケースの商品説明で目にすることが多いのですが、
「AirPodsのワイヤレス充電ケース=AirPods(第2世代)」
という誤解があるようです。
正確には充電ケースの種類と、AirPodsの世代には、関連性はありません。
AirPodsは2016年12に発売されました。
Apple W1チップを搭載したこのモデルは、第2世代の発表以降は、分類のために第1世代と呼ばれることになります。
AirPods(第2世代)は2019年3月に発売されました。
Hey Siriに対応したApple H1チップを搭載しており、これが第2世代のAirPodsです。
従来からの充電ケース(Lightning充電ケース)と、新しいワイヤレス充電ケースの、2種類から選べます。
だからワイヤレス充電ケースではない第2世代AirPodsも存在します。
またワイヤレス充電ケースは、単品販売もされています。
第1世代のAirPodsに、ワイヤレス充電ケースを買い足して使うこともできます。
これで「ワイヤレス充電ケースの第1世代AirPods」が作れます。
そういうわけで、AirPodsワイヤレス充電ケースを指して「第2世代」というのは誤りです。
AirPodsの「世代」は充電ケースの中身、イヤホン本体の種類を分類するものです。
新しいAirPods Proの充電ケースは、公式には「AirPods Pro Charging Case」という名前になっています。
参考:AirPods のモデルを調べる – Apple サポート
今週の編集後記は「豆知識」コーナーみたいになってしまいました。