2018年4月のApple新宿オープンから、日本国内のApple Storeを新規オープン・リニューアルする「5年計画」がスタートしました。
参考:アップル、日本に投資再開 新宿など4年ぶり直営店 アーレンツ上級副社長 :日本経済新聞
おさらいすると、1年目の2018年は以下のように展開されました。
- 4月:新宿に新規オープン
- 8月:京都に新規オープン
- 10月:東京・渋谷がリニューアル
新宿と京都の2店が新たにオープンし、長期休業していた渋谷が再オープンしました。
では2年目となる今年2019年は、どうだったでしょうか?
- 9月:丸の内に新規オープン
- 9月:表参道がリニューアル
- 9月:福岡がリニューアル
- 12月:川崎が新規オープン
丸の内と川崎の2店が新たにオープンし、表参道と福岡が休業期間なしでリニューアルしました。
国内のApple Storeも、かなり充実してきた印象を受けます。
しかし実際には、今年はたった1店舗増えただけでした。
1月に仙台一番町が閉店しているからです。
新規オープン×2、リニューアル×2、閉店×1だったので、総数としてはプラス1されただけなのです。
Apple Storeの公式ページでは、
『日本の様々なところに、みんなが集まって、つながって、創造力を広げていける場所を作ります』
と宣言されています。
しかし昨年からの動きを振り返ってみると、首都圏以外に新しくできたのは京都だけ。
ただし仙台一番町が閉店し、2016年に札幌も閉店しているので、北日本は全滅。
首都圏以外の、地方のストアの総数は変わっていません。
これでも「日本の様々なところ」と言えるのでしょうか。
「5年計画」といいつつも、2020年以降の展開はまだ見えてきません。
あと3年のうちに、もっと「日本の様々なところ」にできるよう期待しています。
もうすぐ閉店から4年になる札幌の復活も、そろそろお願いしたいです。
毎週日曜日に更新している「編集後記」コーナーも、2019年は今回が最後となります。
今年もたくさん読んでいただき、たのしく更新できた1年間でした。
ありがとうございました。
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来年もよろしくお願いいたします。