Apple純正のApple Watch用の交換バンド「レザーリンク」をレビューします。
マグネットで吸着する、本革製のバンドです。
▲ 2020年9月に、Apple Watch Series 6やApple Watch SEと同時に登場したバンドです。
2015年のApple Watch発売以降に、レザー製の純正バンドの新作が登場するのは、これが初めてです。
40mm用と44mm用の2サイズがあります。
40mm用は、Series 3までの38mmにも対応しています。
44mm用は、Series 3までの42mmにも対応しています。
それぞれのサイズに、「S/M」と「M/L」の2種類の長さが用意されています。
手首の太さに合わせて選ぶ必要があります。
40mm用
- S/M:手首の太さ130〜160mmに適合
- M/L:手首の太さ140〜180mmに適合
44mm用
- S/M:手首の太さ140〜180mmに適合
- M/L:手首の太さ165〜205mmに適合
▲ 従来からある本革製バンド「レザーループ」(写真右)に似ていますが、構造は違います。
レザーループは一方を穴に通して折り返す、ミラネーゼループと同じスタイルでした。
▲ 新しいレザーリンクは、上下のバンドを重ねて、マグネットで吸着させるだけです。
42mm/44mm専用だったレザーループと違い、38mm/40mm用もあります。
価格はレザーループと同じです。
▲ ぼこぼこしたデザインが特徴です。
素材はフランスで手作りされたルー・グラナダレザーとされています。
ブラック、サドルブラウン、カリフォルニアポピー、バルティックブルーの、4色のカラーバリエーションです。
Apple純正のiPhone用レザーケースと、色を揃えられます。
このページで使用しているのは、44mm用の、S/Mサイズのブラックです。
▲ 肌に触れる内側もぼこぼこしています。
4色のカラーバリエーションがありますが、内側はどれも同じブラウン色です。
Apple Watch本体と接続するラグの部分まで、革で包まれています。
▲ 長い方と短い方があります。
Appleの製品画像では、短い方を本体の上側に取り付けていますが、決まりはありません。
好きな方に取り付けて大丈夫です。
▲ Apple Watchのシルバーアルミニウムケースに、ブラックのレザーリンクを取り付けたところ。
スポーツバンドなどと違って、本革ならではの高級感があります。
▲ 短い方のバンドを先に巻き、その上に長い方を被せて装着します。
逆に重ねても、マグネットが吸着しません。
▲ 実際に身につけてみます。
私は長い方を上側、短い方を下側に取り付けた方が、身につけやすかったです。
ちょっとだけ重ねて手を離すだけで、マグネットにより自動的にバンドが吸着していき、気持ちいいです。
▲ 本革なので、肌触りがいいです。
内側もぼこぼこした構造なので、肌に密着しにくく、通気性もいい気がします。
1日身につけて外すと、手首に特徴的な跡が残ります。
▲ かなり強く引っ張ったりしない限り、勝手に外れることはありません。
しかしコンサートやスポーツ観戦などで、手拍子や拍手を繰り返していると、緩んでくることがありました。
▲ 上下が別れているタイプなので、どのような形の充電器にも対応しています。
▲ マグネットを内蔵したバンドなので、Apple Watchのコンパスの精度に影響する可能性があります。
まとめ
マグネットで留める新構造のApple Watchバンドです。
無段階に留められるので、手首にフィットしやすく、本革素材の肌触りも気持ちいいです。
金具がないので、パソコンの入力作業などで邪魔になることもありません。
マグネットでピタッと吸着してくれるのは、小気味よく、いちど体験してもらいたい着け心地です。
身につけやすさや装着感もよい、優れたバンドです。
Apple Watch用バンド「レザーリンク」は、以下のオンラインショップで購入できます。
価格は税込各10,780円(税別9,800円)です。
44mm(42mm)用
40mm(38mm)用