Appleの「Music Memos」アプリは、2021年2月いっぱいで配信終了になります。
アプリで録音したデータは、「ボイスメモ」アプリに書き出すことができます。
「Music Memos」とは?
曲のアイディアを記録・整理できる、作曲家向けのアプリケーションです。
Appleが2016年1月に配信開始しました。
思いついたメロディを、iPhone/iPad/iPod touchでワンタップで録音できます。
アコースティックギターとピアノに最適化されており、その他の楽器にも対応しています。
録音したテンポやイメージに合わせて、自動でドラムとベースが提案・付加されます。
アイディアに名前をつけたり、レート(星)をつけて整理・管理できます。
記録した曲をGarageBandなどに移行できるほか、YouTubeやApple Music Connect(登録アーティスト向け)で共有できます。
無料でダウンロード・利用できます。
配信ページ:Music Memos(App Store)
公式サイト:Music Memos – Apple
2021年2月いっぱいで配信終了に
Music Memosアプリは、2021年2月いっぱいでの配信終了が発表されています。
2021年3月以降は、ダウンロードができなくなります。
ダウンロードしてあるiOS 14/iPad OS14のデバイスでは、引き続き利用できます。
配信終了まえに入手しておけば、App Storeの購入履歴から再ダウンロードもできます。
ただし今後のOSのアップデートにより、動作しなくなる可能性もあります。
録音データはボイスメモに書き出せる
Music Memosアプリを使って録音したデータは、iOS/iPadOS標準の「ボイスメモ」アプリに書き出せるようになっています。
Music Memosのバージョン1.0.7(2020年12月配信)以降が必要です。
Music Memosを立ち上げると、配信終了になること、ボイスメモに書き出せることが、ダイアログで伝えられます。
「書き出し」をタップして、画面の指示にしたがっていくと、ボイスメモにデータが書き出されます。
Music Memosアプリ内にも、データは残ります。
書き出したデータは、ボイスメモの中で「Music Memos」というフォルダにまとめられています。