ベルキンから発売されている「CONNECT USB-C 11-in-1マルチポートドック」をレビューします。
MacのUSB-Cポートに接続するドッキングステーションです。
Windows PCにも対応しています。
レビューにはメーカー提供の評価用サンプルを使用しています。
▲ MacBookの下に置いて、傾斜台としても使えるように、くさび形になっています。
一体型のUSB-Cケーブルで、デバイスに接続します。
アルミニウム製の外装で、Apple製品のスペースグレイ色に近い仕上げです。
滑り止めのラバーパッドが貼られています。
▲ 裏側にも、滑り止めのラバーパッドがあります。
デバイスの右側にあるUSB-C端子に接続したい場合は、このように裏返して使うようにアナウンスされています。
▲ 背面側に、10種類・11個の接続端子が集約されています。
- オーディオジャック(イン/アウト)
- VGAポート
- SD 3.0カードリーダー
- Micro SD 3.0カードリーダー
- ギガビットイーサネットポート
- USB-A 3.0 ポート x 2
- USB-A 2.0ポート
- DisplayPort 1.2 ポート
- HDMI 1.4 ポート
- USB-C 3.0ポート(給電インプットPowerDelivery対応)
▲ MacBook Air(M1、2020)に合わせてみます。
緩い傾斜がつき、タイピングがしやすくなります。
▲ MacBookを平たく置いたままで使いたい場合は、ズラして設置することもできます。
▲ 12インチのMacBookも置ける大きさです。
▲ 接続端子が充実しており、ほとんどのユーザーが、これさえあれば事足りそうです。
映像出力は「HDMI 1.4」「DisplayPort 1.2」「VGA」の3つです。
MacとWindows PCでは動作が違っていて、細かい仕様はメーカー公式ページに記載されています。
MacではHDMIまたはDisplayPortで、4K/30Hzでの映像出力ができます。
VGBポートなら、フルHD/60Hzです。
M1チップ搭載Macでは、出力できるディスプレイは1枚までに限られます。
USB-Cポートは、100Wのパススルー充電に対応となっています。
ただしドック動作用に15Wが差し引かれるになっています。
65W以上の電源アダプタの使用が推奨されています。
MacBook Airに付属の30W電源アダプタを接続してみたところ、確かに15W差し引かれて、15Wの電源アダプタと認識されました。
▲ USB-C端子を搭載したiPad Proにも接続できました。
ただしiPadの場合、すべての機能には対応していない可能性があります。
HDMI経由でのミラーリングや、SDカードの写真の読み込みはできました。
▲ 重さは349gで、持ち歩けない大きさではありませんが、やはり据え置きで使うのが最適でしょう。
持ち運び用には、同じメーカーのコンパクトな「USB-Cマルチメディアハブ」の方をおすすめします。
まとめ
MacBookを上に載せられる、傾斜スタンド型のUSB-C拡張ドックです。
11個もの拡張ポートを備えていながら、MacBookの下に置くことで、邪魔になりません。
背面側にポートが集約されていて、ケーブルなどの取り回しもしやすいです。
Apple製品に似合うデザインも魅力的です。
出先から帰ってきたら、MacBookにケーブル1本接続するだけで、電源やディスプレイほか、さまざまな周辺機器に接続できます。
リモートワークにも最適な製品です。
「Belkin CONNECT USB-C 11-in-1マルチポートドック」は、以下のオンラインショップで購入できます。
想定価格は税込12,078円(税別10,980円)です。