【編集後記】iMacはアンビリカルケーブルを切断しても内部電源で動いてほしい

iMacの電源コネクタ

M1チップ搭載の新しい24インチiMacのことですが、これだけ薄くて軽いと、バッテリーで動いてほしいと思ってしまいます。

iMacの側面

iPadだって薄型・大画面でも、10時間もバッテリーで動きます(モデルにより駆動時間は違います)。
iMacもM1チップで省電力になっているのだから、技術的には十分に可能だったはずです。
内部構造にもゆとりがあるようです。

iMacがバッテリーで動いてくれそうに思わせる要因は、もうひとつあります。
マグネット着脱式になった電源ケーブルです。

iMac背面の電源コネクタ

接続・取り外しも簡単で、かつてのMacBookのMagSafeコネクタみたいですよね。
「実はバッテリー駆動の構想もあったのでは?」と思ってしまいます。

デスクトップのMacを、なぜバッテリーで動かしたいのかというと、違う部屋で使いたいことがあるからです。
モバイルして外出先で使いたいとまでは言いません。
違う部屋に運んで、電源に繋ぎなおすまでの短時間でいいので、シャットダウンせずにいて欲しいのです。
自宅以外でも、オフィス内でも移動したい用途もあるでしょう。

参考:どこでもiMac。新型iMacは「移動式デスクトップPC」という新しいカテゴリなのかも | ギズモード・ジャパン

中にはiMacでドヤリング(スタバなどでMacBookを使うこと)したいという酔狂な方もいるはずです。

iMacの背面

昔のデスクトップ用Macの中には、つかんで移動しやすくするハンドルが付いたものが、いくつかあります。
初代iMacはよく知られていますし、現行のMac Proにもハンドルがあります。
これらは重たいために、ハンドルが必要という理由もありそうです。

「flick!」では実際に、iMacのモバイル使用を試されていました。

参考:薄くて軽いM1 iMac 24インチは、モバイルに使えるか? | flick!

ポータブル電源・大容量バッテリーがあれば、けっこう使えそうです。
サードパーティーでもいいので、iMac背面のマグネット端子にカチッと取り付けられる、専用のバッテリーパックが登場しないかと期待しています。

iMacの電源アダプタ

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