Native Unionから発売されている「Rise Dock for MagSafe」をレビューします。
MagSafe充電器を組み込んで使う、iPhone 12/12 Proシリーズ用の充電スタンドです。
▲ 板を2枚組み合わせる、シンプルな構造のスタンドです。
パーツを差し込むだけの組み立て式です。
重さは440gあり、小さなパッケージがずっしりと重たくて驚かされます。
Apple純正のMagSafe充電器(税込4,950円)が別途必要です。
▲ 前面の穴から、MagSafe充電器のケーブルを通します。
穴の内側にはラバー素材が貼られています。
MagSafe充電器の端子を押し込むと、しっかりと固定されます。
▲ 裏側の溝にケーブルを通して、支えとなる板を差し込みます。
▲ 電源アダプタを接続して、コンセントに差し込めば準備完了です。
MagSafe充電器には、20W以上の電源アダプタの使用が推奨されています。
▲ 全体がマットなブラックの、シンプルな板状になります。
映画「2001年宇宙の旅」に登場するモノリスを連想させます。
同じ機能のスタンドは様々なメーカーからリリースされていますが、この製品は抜きん出た美しさが特徴です。
色はブラックしかありません。
シルバーやホワイトもほしいところです。
▲ 裏側から見ても綺麗です。
MagSafe充電器を取り外したい場合は、穴から指で押し出します。
▲ 傾斜は70度です。
ケーブルは支えの隙間から、左右のどちらかに逃がすことになります。
▲ ケーブルをどうしても真後ろに出したい場合は、写真のように支えの上に通すようにします。
▲ iPhoneと接触する正面にだけ、ターポリン生地が貼られています。
目が細かく、ファブリックの質感は感じさせません。
▲ 底の部分にはラバー製の滑り止めが貼られています。
金属製スタンドの重さも手伝い、安定感があります。
▲ iPhone 12/12 Proを近づけると、MagSafeの磁力でピタッと吸着して、充電が始まります。
これはiPhone 12 Proを載せたところ。
▲ 表面をファブリック素材で覆うなら、Belkinの車載ホルダーのように、縦長の「オリエンテーションマグネット」も内蔵してほしいところでした。
まっすぐに載せたいなら、自力で整える必要があります。
関連記事:【レビュー】Belkin Car Vent Mount PRO with MagSafe:iPhone 12/12 Proシリーズ用のマグネット車載ホルダー
▲ 背もたれの部分は、iPhoneの突き出たカメラレンズと干渉しない高さになっています。
▲ iPhoneにケースをつけたい場合は、マグネットを内蔵したMagSafe対応ケースが必須です。
Native UnionからもMagSafe対応ケースが発売されています。
関連記事:【レビュー】Native Union Clic Canvas for iPhone 12 Pro with MagSafe
▲ ちょうどいい高さと角度で、置いたままでもFace IDの認証がされます。
そのまま画面操作もしやすいです。
FaceTime通話やビデオ会議にも適しています。
▲ iPhoneを取り外すには、手前に引っ張ると、スタンドごとズレてしまいます。
真上にズラすと、スタンドが動くこともなく、スルッと外れます。
▲ 横向きに吸着させることもできます。
映画やYouTubeなどを見ながら充電できます。
▲ ワイヤレス充電器としてAirPodsなどを充電したい場合は、裏の支えを抜いて、平たく置くといいでしょう。
MagSafe充電器を取り外すよりも、手間がかかりません。
まとめ
MagSafe充電器を充電スタンドにしてくれる便利グッズです。
Apple純正のMagSafe充電器を使うので、安定して早く充電できます。
マグネットで吸着するため、コンパクトで設置面積も小さいです。
Native Unionらしい洗練されたデザインは、インテリアにもマッチします。
やや高価ですが、それに見合うデザイン性と高級感を備えています。
デスクアクセサリーにこだわりのある方におすすめです。
「Native Union Rise Dock for MagSafe」は、Apple公式サイトとメーカー直販サイトで販売中です。
- Apple公式サイト:税込5,800円
- Native Union:6,000円