【編集後記】14年ぶりにテレビを買い換えた

2台並べたシャープ製液晶テレビ

テレビが壊れてしまったので、14年ぶりに買い換えました。

14年前に買ったテレビ

20インチ型アクオス

前に使っていたのは、シャープの20インチ型AQUOS(LC-20D10)。
2007年3月に購入したものです。
地デジに完全移行する前の製品なので、アナログ放送も見られるタイプでした。

これを買ったときのことは、よく覚えています。
ヨドバシカメラのMacコーナーで、Mac miniのディスプレイとして接続されていて、かっこよかったのが選んだ決め手でした。
プロダクトデザイナーの喜多俊之によるデザインで、裏側にサインが入っています。

20インチ型アクオス

テレビとしては珍しく、ホワイト、ブラック、レッドのカラーバリエーションがありました。
当時はまだiPhoneが発売されておらず、iPodが全盛期の時代です。
iPodが好きだった私は、テレビもiPodと同じホワイトでコーディネートしました。

それにしても初代iPhoneよりも古い製品が、14年も壊れずに動いてくれたのには驚かされます。
インターネットに繋がらないなど、機能的には古くなっていました。
でもテレビ放送を視聴するだけなら(テレビに他の機能を求める発想が無かった)、特に不満なく使えていました。

14年ぶりに買ったテレビ

40インチ型アクオス

上記20インチがある朝とつぜん映らなくなったので、新しいものを注文しました。
メーカーにこだわりがあったわけではありませんが、前と同じくシャープのAQUOSを選びました。
あまり大きくなくて、低反射・非光沢の画面が好みなのですが、今はそういう製品は少ないみたいです。
選択の余地なく、自動的にAQUOSの40型4T-C40CL1に決まりました。
4Kながら、価格もお手頃でよかったです。

こちらで詳しくレビューされていて、安心して買えました。

参考:【西川善司の大画面☆マニア】絶滅危惧種!? デスクトップにも使える孤高の40型4Kアクオス「4T-C40CL1」を試す-AV Watch

購入した店舗は、ケーズデンキ楽天市場店。
価格は63,505円でした。
こんな大画面が、iPadぐらいの価格で買えるとは。
北海道なのに、注文の翌日に届けてくれました。
ヨドバシ.comのように、在庫のある最寄り店舗から発送してくれたようです。
これは気が利いています。

いまどきのテレビは、ほとんどがAndroid OSを載せているんですね。
「Apple TV」アプリが使える、ソニーやLGのスマートテレビも気になりましたが、価格がネックでした。
ハードウェアのApple TV 4Kがあれば、必要ないでしょう。

リモコンのアプリ用ボタン

YouTubeやNetflix、Amazon Prime Video、Abemaといった、映像配信サービスのアプリが初めから内蔵されています。
NetflixとAmazon Prime Videoは、リモコンに専用のボタンまで載っています。
(今どきのテレビでは当たり前らしいですね)

でも私が契約している映像配信サブスクは、Apple TV+とAbemaプレミアムなのです。
ユーザーとしては、ボタンに好きなサービスを割りてられるように、カスタマイズ可能にしてほしいですよね。
しかしこの専用ボタンのために、Netflixらがテレビメーカーにお金を出しているらしいので、機能の変更は難しそうです。

参考:リモコン激変!「ボタン争奪戦」が熾烈極める理由 | メディア業界 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース

新しい大型のテレビに乗り換えて一か月たちましたが、やっぱり見やすくていいですね。
テレビ放送もApple TV+のコンテンツもきれいで、迫力があります。
スペックでは「低反射」とされていましたが、思ったよりもギラギラしていたのは残念でした。
発色は犠牲になってもいいので、目が疲れない非光沢の画面が欲しいです。
スピーカーもくぐもったような聞こえ方で不満があり、サウンドバーが人気の理由がわかった気がします。
起動やチャンネル切り替え時の動作速度を心配していましたが、思っていたよりサクサク動いてよかったです。

ところで14年前に20インチAQUOSと同時に買ったシャープのレコーダーは、まだ壊れずに、引き続き使っています。
DVDプレーヤーとVHSデッキを搭載しているタイプで、さすがに古さを感じさせます。

LINEMO