Claris Internationalが、岐阜県の社会医療法人蘇西厚生会 松波総合病院によるiPhoneの導入事例を紹介しています。
同院では2021年にPHSから移行する形で、iPhoneを800台導入したとのこと。
以前からClaris FileMakerで構築したシステムを運用しており、iPhoneから利用できることが導入の決め手とされています。
iPhoneの導入により、以下のメリットがあったと紹介されています。
- 患者の状態を写真や動画で撮影し、FileMaker Serverにアップすることで、リアルタイムで共有可能に
- リハビリの様子を家族にもシェアでき、患者や家族のモチベーションが向上。医療サービスの品質向上にも
- 勤怠管理もFileMaker GoのカスタムApp導入でiPhoneで可能になり、ペーパーレス化
- iPhoneを内線電話として使い、電話帳のデータをFileMakerで一括管理可能に
- 電話に出られなかった時にメッセージを送信可能に
- 投薬の確認のために併用していたPDAが不要に
また同院ではiPadも導入されています。
新型コロナウイルス感染症のために、入院患者の面会制限があるなか、FaceTimeでのオンライン面会が可能になったとのこと。
ベッド管理もiPadで行われれています。
2分30のビデオも公開されています。
公開ページ:PHS から iPhone への移行で DX 加速
目次
ニュース解説
Claris International Inc.はAppleの子会社です。
日本法人だったクラリス・ジャパン株式会社は昨年、Apple Japanと合併しています。
合併以降はApple Japanが、日本国内での製品販売を行っています。