iPad miniの第6世代とA17 Proに対応する、Apple純正の「Smart Folio」をレビューします。
スタンド機能付きの保護カバーです。
2021年発売の「iPad mini(第6世代)用Smart Folio」と、2024年発売の「iPad mini(A17 Pro)用Smart Folio」は、カラーバリエーションが異なるだけで、仕様は同じです。
どちらもiPad miniの、第6世代とA17 Proの両方と互換性があります。
- ダークチェリー
- エレクトリックオレンジ
- ホワイト
- イングリッシュラベンダー
- ブラック
iPad mini(A17 Pro)用Smart Folio
- チャコールグレイ
- セージ
- デニム
- ライトバイオレット
このページでは、iPad mini(第6世代)用に発売されたホワイトを使用しています。
第5世代までのiPad mini用のApple純正カバーは、画面を保護する「Smart Cover」でした。
背面も保護できる、ケース一体型の本革製「Smart Case」が発売されたこともありました。
ホームボタンが廃止された2021年発売のiPad mini(第6世代)用は、iPad ProやiPad Airと同じく、背面も保護する「Smart Folio」になりました。
キーボードを内蔵した「Smart Keyboard Folio」や「Magic Keyboard」は、iPad mini用はありません。
▲ Smart Coverと同じく、ポリウレタン素材が採用されています。
ホワイト、ブラック、エレクトリックオレンジ、ダークチェリー、イングリッシュラベンダーの、5色のカラーバリエーションです。
▲ iPadと接触する内側も、Smart Coverと同じマイクロファイバー素材です。
スエードのような、しっとりとした肌触りです。
▲ iPad miniは、両面に多数のマグネットを内蔵しています。
画面側・背面側ともに、Smart Folioが磁力でピタッと吸着します。
▲ iPad miniに装着したところ。
Appleらしいマットな白色で、清潔感があります。
▲ 背面には折り目はなくフラットです。
突き出たカメラレンズを守れる厚みがあります。
本体と同じ位置に、Appleマークがエンボス加工されています。
▲ カバーのエッジは、本体よりも1ミリほど出ています。
側面は剥き出しです。
各種ボタンやスピーカー、接続端子も使いやすいです。
▲ カバーの開閉に連動して、iPadがスリープ/スリープ解除します。
カバーを開いたら、Touch IDにそっと触れるだけで、ロックが解除されます。
使い終わったら、カバーを閉じるだけでスリープします。
トップボタンを押す手間が省けて便利です。
▲ iPadを使う際には、画面用カバーを360度開いて、背面にくっつけられます。
マグネットにより、開いた状態で固定されるので、邪魔になりません。
裸のiPad miniと、厚みも幅もほとんど変わらないので、持ちやすく、操作しやすいです。
▲ 画面用カバーを背面にくっつけると、背面のカメラが塞がれてしまいます。
端の部分だけをパタっと折りたたむと、レンズが露出して撮影できます。
▲ 側面が開いているので、Apple Pencilの接続・充電もそのままできます。
▲ カバーを三角形に折りたたむことで、2通りの角度で立てられるスタンドとして使用できます。
これは緩い傾斜で立てたところ。
ウェブのブラウズや、オンスクリーンキーボードでの入力、Apple Pencilでの描画などがしやすい角度です。
トップボタンと音量ボタンは右側になります。
▲ 逆向きに置くと、ビデオ鑑賞などに適した角度で立てられます。
トップボタンと音量ボタンは左側になります。
▲ マグネットを利用して、冷蔵庫の扉に貼り付けることもできます。
レシピを参考に調理する際などに便利です。
扉の開閉時になどに、落下しないように注意してください。
まとめ
マグネットを利用したシンプルな仕掛けの、Appleらしい保護カバーです。
画面を守りながら持ち運べて、スタンド機能が必要になったら、簡単に立てられます。
従来のSmart Coverと違って、背面も保護できます。
ヒンジだけで固定されていたSmart Coverと違って、背面全体が吸着しているので、外れにくいメリットもあります。
iPadをより便利に、扱いやすくしてくれる製品です。
Apple純正の「iPad mini(第6世代)用Smart Folio」「iPad mini(A17 Pro)用Smart Folio」は、以下のオンラインショップで購入できます。
価格は税込各9,800円です。