iPhone 13 Proと13 Pro Maxは、マクロ撮影機能を搭載しています。
写真やビデオを、レンズから2cmまで近づいた状態で接写できます。
マクロ撮影には超広角レンズが使われます。
広角レンズ(1x)や望遠レンズ(3x)で撮影中に、近くにものがある場合は、意図せずにマクロ撮影モードに切り替わってしまう場合があります。
「マクロ撮影コントロール」の設定を使うと、マクロ撮影モードのオン/オフを手動で切り替えられます。
▲ 設定 > カメラ の中にある「マクロ撮影コントロール」をオンにすると、機能を利用できます。
▲ 広角レンズ(1x)や望遠レンズ(3x)で撮影に、近くにものがあると、画面にチューリップのアイコンが出るようになります。
黄色いチューリップのアイコンが点灯中は、超広角レンズを使ったマクロ撮影モードになっています。
▲ アイコンをタップすると、マクロ撮影のオン/オフを切り替えられます。
チューリップのアイコンが白くスラッシュがついた状態は、マクロ撮影ではありません。
▲ 設定 > カメラ > 設定を保持 の中にある「マクロ撮影コントロール」をオンにしておくと、マクロ制御の設定が維持されるようになります。
広角レンズ(1x)や望遠レンズ(3x)の使用中に、マクロ撮影をオフにすれば、次回から勝手にマクロ撮影モードに切り替わるのを防げます。
目次
補足
- マクロ撮影ができるのは、iPhone 13 ProとiPhone 13 Pro Maxだけです。
- 超広角レンズ(0.5x)には、マクロ撮影をオフにする機能はありません。
- 広角レンズ(1x)や望遠レンズ(3x)を使用中にもマクロ撮影ができますが、これは実際には超広角レンズ(0.5x)に切り替わっています。
画角をわざと狭めて、広角レンズや望遠レンズの構図を維持しています。
撮影された写真やビデオは、デジタルズームを使ったような状態になります。 - 一般的なデジタルカメラでは、接写をしたいときにマクロ撮影モードをオンにします。
iPhoneのマクロ撮影は、自動的にオンになります。
「マクロ撮影コントロール」機能は、どちらかといえば接写をしたくないときにオフにするためのものです。
(情報はiOS 15.2時点のものです)
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