iPhone/Apple WatchのWalletアプリでの、運転免許証とステートIDの提示について、Appleが発表しています。
最初の対応地域として、米国のアリゾナ州で利用可能になっています。
プレスリリース:Apple launches the first driver’s license and state ID in Wallet with Arizona – Apple
Walletに入れた運転免許証とステートID(州の身分証明書)は、対応する空港のTSA(運輸保安局)チェックポイントで、非接触で提示できます。
カードをWalletに追加するには、Walletの「+」をタップして「運転免許証またはステートID」を選択します。
画面の指示に従って、顔写真を撮影し、カードの両面をスキャンします。
今後以下の12の地域でも利用可能になる予定です。
- コロラド州
- ハワイ州
- ミシシッピ州
- オハイオ州
- コネチカット州
- ジョージア州
- アイオワ州
- ケンタッキー州
- メリーランド州
- オクラホマ州
- ユタ州
- プエルトリコ領
iOS 15.4以降にアップデートされたiPhone 8以降、watchOS 8.4以降にアップデートされたApple Watch Series 4以降が必要です。
公式サポート情報:Add your driver’s license or state ID to Apple Wallet – Apple サポート
ニュース解説
2021年9月に発表された機能で、半年を経て利用可能になりました。
プレスリリース:Apple announces first states to adopt driver’s licenses and state IDs in Wallet – Apple
9月の段階では、最初にアリゾナ州とジョージア州で提供され、コネチカット州、アイオワ州、ケンタッキー州、メリーランド州、オクラホマ州、ユタ州が続く予定でした。
今回のリリースでは、コロラド州、ハワイ州、ミシシッピ州、オハイオ州、プエルトリコ領が追加されています。
日本を含む他国で利用可能になるかは発表されていません。