Appleが4月22日のアースデイに向けて、環境への取り組みの成果と新たな目標を発表しています。
ニュースリリース:Apple、製品全体で再生素材の利用を拡大 – Apple
2021年度の成果として、以下の内容が発表されています。
- 初めて認定取得済みの再生金を導入し、再生タングステン、再生希土類元素、再生コバルトの使用量が倍以上に
- 認定取得済みの再生金は、iPhone 13/13 Proのメインロジックボードとカメラに使用
- Apple製品に使用された全素材の約20パーセントが再生素材で、再生素材の使用量がこれまでで最多に
- 製品中に含まれる全アルミニウムのうち59パーセントが再生素材由来。多くの製品は筐体に100パーセント再生アルミニウムを使用
- パッケージでのプラスチックの使用はわずか4%に。2025年までに0%が目標
新しいリサイクル装置「Taz」も発表されています。
「Taz」は従来の電子機器のリサイクルよりも、素材の回収を向上させるために新しい方法を採用しているとのこと。
また4月22日のアースデイに、Apple BooksやApple Podcastで記念コンテンツも公開されます。
Apple Watchアクティビティでも、限定チャレンジが実施されます。
本日からアースデイ当日の4月22日まで、ユーザーがApple Store/公式サイトでApple Payで買い物するたびに、世界自然保護基金に1ドルの寄付が行われるとも発表されています。
またApple公式サイトの、「環境」ページが2022年版に更新されています。
資源やエネルギーなど、環境への取り組みに付いて情報公開しているコンテンツです。
2022年進捗報告書(英語PDF)も公開されています。
公式サイト:環境 – Apple
目次
ニュース解説
新しいリサイクル装置「Taz」の発表がありましたが、2018年にデビューしたiPhone分解ロボット「Daisy」もまだ活躍しているようです。
公式サイトの「環境」ページは、毎年この時期に、4月22日のアースデイに向けて更新されるのが恒例になっています。
昨年に引き続いて、緑のペンでマーキングしたようなグラフィックデザインが採用されています。