「Decoded Snap On Case for iPhone 13 Pro」をレビューします。
Nikeのリサイクル素材を使用した、iPhone 13 Pro用ケースです。
MagSafeシステム対応のマグネットを内蔵しています。
iPhone 13用、13 mini用、13 Pro Max用も発売中です。
▲ Nikeシューズのリサイクル素材を使用した、製品開発プロジェクトNike Grind(ナイキグラインド)参加商品です。
Nikeのフットウェアの製造工程で発生する、端材をリサイクルした再生レザーが使用されています。
ケースの素材の39%以上がリサイクル素材とのこと。
ケース製造元であるオランダのDecodedからは、Nike Grind参加商品として、MagSafeカードケース、マグネット式ワイヤレス充電器、MacBook用ケースもリリースされています。
▲ 大胆に三分割された、背面デザインが特徴です。
ケースとしての作りは、Apple純正のiPhoneレザーケースに似ています。
ブラックとネイビーの2色のカラーバリエーションです。
これはネイビーの方です。
▲ 内側には、リサイクル素材を粉砕して固めたようなシートが貼られています。
ほとんどのMagSafe対応ケースは、マグネットの位置を示すラインが描かれています。
このケースにはラインがありませんが、マグネットを内蔵しています。
▲ iPhoneを押し込むようにして装着します。
エッジの部分が内側に巻き込む形になっていて、iPhoneをしっかり固定します。
▲ iPhone 13 Proのシルバーモデルに装着したところ。
斜めに分割されたデザインと、落ち着いた色調で、スタイリッシュな外観です。
側面はレザー製で、滑りにくく、手にフィットします。
▲ 背面は3つの素材が張り合わせてあります。
ベージュとネイビーの部分は、Nikeシューズの製造過程で発生した端材を、そのまま流用したのだと思われます。
フェルトのように見える部分は、粉砕材料を固めた素材のようです。
ここは表面がざらざらしています。
使った消しゴムのように毛羽立つ場合があります。
▲ 前面のエッジは高めです。
誤って落としたりしても、画面を守れるつくりです。
▲ カメラレンズまわりには、プラスチック製のフレームがはめ込まれています。
▲ 音量ボタン部分には、金属製のパーツが使われています。
このあたりも、Apple純正レザーケースに似ています。
押しやすくて、高級感もあります。
消音スイッチの穴は小さめで、爪の先で切り替える必要があります。
▲ サイドボタンも、音量ボタンと同じ処理です。
こちらも押しやすくて快適に操作できます。
▲ 底部の充電コネクタ(Lightning端子)と、マイク、スピーカー部分の穴は、あまり綺麗に開けられていません。
穴がいびつで、サードパーティ製のケーブルが刺さりにくいことがありました。
▲ MagSafeシステム対応のマグネットを内蔵しています。
MagSafe充電器がしっかり吸着して、安定して充電できます。
ふつうのQiワイヤレス充電器にも対応しています。
▲ アクセサリの向きを固定する、縦長の「オリエンテーションマグネット」も内蔵しています。
MagSafeレザーウォレット(カードケース)や、バッテリーパック、車載ホルダーなども利用できます。
まとめ
Nikeが開発したリサイクル素材を採用した、環境に配慮したiPhoneケースです。
デザイン性もよく、MagSafe対応なのが嬉しいです。
サステナビリティにはコストがかかるのか、価格は高めです。
iPhone 13/13 Proシリーズ用の「Decoded Snap On Case」は、Apple Stoer/Apple公式サイトで購入できます。
価格は税込各8,800円です。