SpigenのiPhone 13 Pro用ケース「エンツォ(Enzo)」をレビューします。
TPUとポリカーボネート、本革を使用したハイブリッドケースです。
MagSafeシステム対応のマグネットを内蔵しています。
iPhone 13用と13 Pro Max用も発売中です。
レビューにはメーカー提供の評価用サンプルを使用しています。
▲ SpigenのiPhoneケースは、クオリティとリーズナブルな価格を両立させた、コストパフォーマンスに優れているのが特徴です。
この「エンツォ」は同社の従来品とは異なる、高級ラインの製品です。
価格は税込各19,990円です。
アルミ製のパーツやイタリア製の本革を使うなど、素材と質感にこだわった作りです。
▲ ケース本体と、ハンドストラップのセットです。
カラーバリエーションはありません。
背面の本革素材は、イタリア・トスカーナのMPG製革所で製作された植物なめし革「GENOMA」が使用されています。
▲ 内側にスエード調の素材で、「GENOMA」のロゴが刻印されています。
明るいグレー色の部分は、衝撃吸収材「XRDパッド」です。
MagSafeシステム対応の、円形のマグネットを内蔵しています。
MagSafeレザーウォレットやバッテリーパックの向きを整える、縦長の「オリエンテーションマグネット」は内蔵していません。
▲ 内側の角の部分には、空気の層で衝撃をやわらげる「エアクッション・テクノロジー」が採用されています。
背面の衝撃吸収材と角のエアクッションにより、薄型ながら米軍の物資調達規格に準拠した耐衝撃性能を備えています。
▲ 側面のバンパー部分はTPU素材です。
iPhoneを押し込むだけで装着でき、しっかり固定されます。
▲ iPhone 13 Proのシルバーモデルに装着したところ。
マットブラックの本革をベースに、金属製のパーツが使われていて、高級感があります。
▲ 本革素材なので、手に馴染み、握りやすいです。
長く使うと、傷もつくし経年変化も起こします。
背面の下部には、メーカーのロゴが刻印された金属製のボタンが嵌め込まれています。
▲ 突き出たカメラレンズを守れるように、金属製のフレームが取り付けられています。
▲ 側面〜前面はTPU素材です。
前面のエッジはガラス面よりも高くなっています。
誤って落としたりしても、画面を守れる作りです。
▲ 音量ボタン部分には、金属製のボタンが被せられています。
ボタン表面に溝があり、凝ったデザインになっています。
柔らかくて押しやすく、使い勝手も良好です。
消音スイッチは、親指の爪でも切り替え操作ができます。
▲ サイドボタンも、音量ボタンと同じ作りです。
押しやすく快適に操作できます。
▲ 充電コネクタ(Lightning端子)まわりは、四角く、非常に広く開けられています。
端子が太めのケーブルやアクセサリも接続できます。
▲ 側面の一か所に、ストラップホールを搭載しています。
穴は小さめで、紐を通しにくいです。
▲ ケースと同じ「GENOMA」の革を使った、ハンドストラップが付属しています。
ストラップにも、メーカーのロゴ入りの金属製ボタンがあしらわれています。
▲ MagSafeシステム対応の円形マグネットを内蔵しています。
MagSafe充電器がしっかり吸着し、安定して充電ができます。
▲ アクセサリの向きを整える、縦長の「オリエンテーションマグネット」は内蔵していません。
しかも背面の飾りボタンのために、MagSafeバッテリーパックなどが密着しません。
▲ しかしこの飾りボタンがマグネットを吸着し、オリエンテーションマグネットのように機能して、アクセサリがくっつきます。
ボタンの厚みのために少し浮くけれど、ある程度しっかり固定はされます。
▲ MagSafeレザーウォレットも同じく、少し浮いた状態で吸着します。
まとめ
クオリティに徹底的にこだわった、ハイエンドのiPhoneケースです。
Spigenのケースの使いやすさはそのままに、本革やアルミニウムを素材を使い、質感が向上しています。
衝撃吸収材を内蔵しており、保護性能も抜かりありません。
MagSafe対応のマグネットを内蔵しているのも便利です。
シンプルながら高級感あるデザインで、フォーマルなシーンでも使える製品です。
SpigenのiPhone 13/13 Pro/13 Pro Max用ケース「エンツォ」は、メーカーのAmazon店で販売中です。
価格は税込各19,990円です。