iPad Pro/iPad Air用のMagic Keyboardは、USB-C端子を搭載しています。
このUSB-C端子を、iPad本体のUSB-C端子とケーブルで接続してはいけません。
目次
Magic KeyboardのUSB-C端子の役割
Magic KeyboardのUSB-C端子は、電源アダプタを接続して、iPadを充電するためのものです。
iPadとMagic Keyboardは、背面にあるマグネット式の端子「Smart Connector」で接続されます。
Smart Connectorには電源を供給する機能もあります。
Magic KeyboardのUSB-C端子を電源アダプタに接続することで、Smart Connectorを経由して、iPadを充電できます。
Magic KeyboardのUSB-C端子には、データ通信機能はありません。
ここに有線接続のマウスなどの周辺機器を接続しても、iPadで使えるようにはなりません。
iPadとMagic Keyboardをケーブルで接続してはいけない
iPad本体とMagic KeyboardをUSB-C端子で接続するのは、「絶対にやめてください」と、Apple公式のサポートドキュメントで警告されています。
iPadのUSB-C端子には、周辺機器へ電源を供給する機能があります。
たとえばiPhoneを接続すれば、iPadのバッテリーを使ってiPhoneを充電できます。
もしiPad本体とMagic KeyboardをUSB-Cケーブルで接続すると、iPadから出された電流が、Magic Keyboardを経由して、ふたたびiPadに注がれる形になります。
iPadを故障させる原因となる恐れがあります。