【編集後記】「Apple 5W USB電源アダプタ」が販売終了に。Apple製品を支え続けた、14年の歴史を振り返る

Apple 5W USB電源アダプタ

iPhone用の充電器として長く使われてきた、「Apple 5W USB電源アダプタ」が販売終了になっていました。

Apple公式サイトの商品情報:Apple 5W USB電源アダプタ – Apple

目まぐるしく進化するApple製品としては異例なほど、長く販売され続けてきたものです。
この機会に、登場からの歴史を振り返ってみようと思います。

iPhone 3Gのパッケージ内容

2008年7月に「Apple USB 電源アダプタ」として、iPhone 3Gと共に登場しました。

古いUSB電源アダプタ

それまでのApple製のUSB電源アダプタは、「ワールドトラベルアダプタキット」に対応する、プラグの交換が可能な大きなものしかありませんでした。

USB電源アダプタ単品のプラスチック製パッケージ

Dockコネクタ(30ピン)ケーブル付きで、3,400円で単品販売もされました(MB352J/A)。

2008年10月には、プラグの金属部分が外れる不具合が見つかったとして、リコールが行われています。
これ以降、問題ないロットの証明として、プラグの根元にグリーンのステッカーが貼られるようになりました(その後ステッカーは廃止)。

公式サイト:Apple 超コンパクト USB 電源アダプタ交換プログラム – Apple サポート

iPhoneやiPod touch、iPod nanoがLightning端子に移行し始めた2012年9月には、ケーブルが付属しない、電源アダプタ単品での販売が始まりました(MD810LL/A)。
当時の価格は1,880円でした。
Dockコネクタケーブルが付属するタイプも、引き続き併売されました(2,800円。MB352LL/C)。

iPhone 11 Proのパッケージ内容

10年以上にわたりiPhone用に同梱されてきましたが、2019年のiPhone 11 Proには「18W USB-C電源アダプタ」が採用されました。
翌年の2020年10月からは、すべてのiPhoneに電源アダプタが付属しなくなりました。
この時点で「5W USB電源アダプタ」の生産は終了していた可能性があります。

価格は長く税別2,000円(税込2,200円)でした。
2022年7月のAppleの価格改定で、税込2,780円に値上げされたものの、実際にこの価格で販売されたのかは不明です。

以上です。
5W電源アダプタはiPhoneだけではなく、iPad miniやApple Watchにも同梱されていました。
iPodシリーズは早くから電源アダプタの付属をやめていたので、これが同梱されたことはありません。
おそらく世界で最も数多く流通した、充電器なのではないでしょうか。
この5W USB電源アダプタを装飾したり、充電中のiPhoneを上に立てられるようにするアクセサリーも、サードパーティから登場しましたね。

仕様変更されず長く販売され続けたのは、はじめから完成度が高かったことを物語っています。
シンプルかつコンパクトで、実にAppleらしい製品と言えます。
他社の充電器にも、これをお手本にしたと思われるものが少なくありません。

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