【レビュー】Divoom PIXOO SlingBag:好きなドット絵・アニメーションを表示できるスリングバッグ

Divoom PIXOO SlingBag

Divoom PIXOO SlingBag」をレビューします。
ピクセルアート(ドット絵)を表示できるLEDを内蔵した、スリングバッグです。
レビューには販売元提供の評価用サンプルを使用しています。

Divoom(ディブーム)はピクセルアートを表示できる様々なグッズを開発している、香港発のブランドです。
ラインナップはインテリアがメインですが、バックパックやスリングバッグも発売しています。
この「PIXOO SlingBag」を使うには、データ転送用のiPhoneもしくはAndroidデバイスと、電源用のモバイルバッテリーが必要です。

目次

バッグとしての機能

Divoom PIXOO SlingBag

▲ 撥水加工が施された、ポリエステル素材のバッグです。
一見すると普通のバッグにしか見えませんが、この正面エリアの中にLEDを内蔵しています。
左上の丸いメーカーロゴは単なる飾りで、操作ボタンなどではありません。
右上のグレーのエリアは、暗いところで車のライトを反射します。

Divoom PIXOO SlingBag

▲ 斜め掛けするボディバッグスタイルが想定されているようですが、ウエストポーチとしても使えます。

Divoom PIXOO SlingBag

▲ バックルはマグネットを使った、特殊なものが採用されています。

Divoom PIXOO SlingBag

▲ ストラップを引っ張ると、パーツが持ち上がって、金具が外れます。
慣れると素早く着脱できる仕掛けです。

Divoom PIXOO SlingBag

▲ 正面ポケットの中に、USB-A端子のケーブルがあります。
ここにモバイルバッテリーを収納して、電源として使用します。

Divoom PIXOO SlingBag

▲ メイン収納部の中には、外側にファスナー付きのメッシュポケットがあります。

Divoom PIXOO SlingBag

▲ メイン収納部の手前側には、小ポケットが2つと、鍵を取り付けておけるストラップを搭載しています。

Divoom PIXOO SlingBag

▲ メイン収納部は、iPad miniが入るサイズです。
小ポケットは、AIrPodsやモバイルバッテリーを収納するのに適しています。

Divoom PIXOO SlingBag

▲ 体に当たる側にも、ポケットがあります。
浅めですが、横に広くてたくさん入ります。
その上には、ラバー製のハンドルがあります。

Divoom PIXOO SlingBag

▲ 底部には2本のベルトがあります。
折りたたみ傘や、カメラの三脚などを収納できます。

ピクセルアートを表示する

Divoom PIXOO SlingBag

▲ 外ポケット内のケーブルに、モバイルバッテリーを接続します。
出力2.0A以上で、USB-Aタイプのバッテリーが必要です。
「PIXOO SlingBag」には電源スイッチなどがありません。
モバイルバッテリーにより通電するとオン、解除されるとオフになります。

Divoom PIXOO SlingBag

▲ 専用アプリ「Divoom」をデバイスにダウンロードします。

アプリケーションの使用にはユーザ登録が必要です。
画面の指示に従っていくと、PIXOO SlingBagとデバイスがBlutooth接続されます。

Divoom PIXOO SlingBag

▲ 最初にファームウェアの更新がありました。
アップデータをダウンロードしている様子も、LEDでアニメーション表示されるのがユニークです。

Divoom PIXOO SlingBag

▲ アプリで選択した画像やアニメーションが、即座にPIXOO SlingBagに表示されます。
解像度は16×16ピクセルです。
用意されている画像の中には、時計や天気予報、注意を促すサインなどがあります。
明るい場所でも、画像がくっきりと見えやすいです。
暗い場所で、LEDが明るすぎると感じる場合は、明るさを調節できます。

Divoom PIXOO SlingBag

▲ LEDをオフにするスイッチなどがありません。
ケーブルを抜くなどして、バッテリーからの給電を切る必要があります。
一定時間操作をしていないと、自動で消灯させる機能はあります。

Divoom PIXOO SlingBag

▲ アプリには、作ったドット絵やアニメーションを共有するコミュニティ機能があります。
ほかのユーザーが作った作品ががたくさんアップロードされているので、そこから選んで使用できます。

Divoom PIXOO SlingBag

▲ 内蔵されているエディターで、画像を自作できます。
絵が描けなくても、写真を取り込んでドット絵に変換することもできるので、だれでも簡単に使えます。
アニメーションを作る機能もあります。
アニメ作りは難しいけれど、1ピクセルずつ上下にズラすだけでも、バウンドするような動きを出すことができます。

まとめ

Divoom PIXOO SlingBag

iPhoneと連携させて好きな絵を表示できるので、いわゆる「推し活バッグ」としても使えます。
思った以上にくっきりと絵が表示されて、明るい場所でも見えやすいです。
明るく光るアニメーションで、夜間に自転車に乗るときに、存在を知らせるサインとしても役立ちます。
自前のモバイルバッテリーを、電源として使えるのは便利です。
外側から簡単にオン/オフできるスイッチが欲しかったところです。
バッグとしての機能やデザインもよく、普通のバッグとしても使いやすい製品です。

「Divoom PIXOO SlingBag」はFOX STOREで販売中です。
価格は税込11,800円です。

販売ページ:FOX STORE

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