北海道・札幌市内で、Appleマップの「拡張現実による徒歩経路」機能が使えるようになっていました。
「拡張現実による徒歩経路」は現実世界の風景に重ね合わせるようにルートを表示する、ARナビゲーション機能です。
iOS 15以降にアップデートされたiPhoneで、対応する地域で利用できます。
iPhone XS、XR、SE(第2世代)以降が対応しています。
![拡張現実による徒歩経路の説明画面](/news-image/230306arwalkingdirectionssapporo1.jpg)
利用するには、現在地から徒歩でのルート検索をする際に、画面上のARアイコンをタップします。
![「iPhoneを建物に向かって上に動かしてください」と表示された画面](/news-image/230306arwalkingdirectionssapporo2.jpg)
周囲の建物をスキャンするように促されるので、画面の指示に従いながらiPhoneを動かします。
![ARルート表示の画面](/news-image/230306arwalkingdirectionssapporo3.jpg)
![ARルート表示の画面](/news-image/230306arwalkingdirectionssapporo4.jpg)
スキャンが終わると、現実の風景に重ねたルート案内が始まります。
歩きながら使おうとすると、「注意:経路を表示するには、じっと立っていてください」とアラートが表示される場合があります。
Appleマップの公式サイト:マップ – Apple
ニュース解説
「拡張現実による徒歩経路」は、2021年9月のiOS 15で追加された機能です。
日本では2022年春から、東京などで利用可能になりました。
iPadには対応していません。
Apple公式サイトの「iOSとiPadOS – 利用できる機能」ページでは、日本では東京、横浜、大阪、名古屋、京都、広島、福岡が対応していることになっています。
もしかしたら、札幌以外の地域でも新たに利用可能になっているかもしれません。