【レビュー】Tech21 FlexMax for iPhone 14 Pro(MagSafe対応):スライド式レンズ保護カバー付き耐衝撃ケース

Tech21 FlexMax for iPhone 14 Pro(MagSafe対応)

Tech21 FlexMax for iPhone 14 Pro(MagSafe対応)」をレビューします。
最大6メートルの高さからの落下にも耐えられる、耐衝撃性能を備えたiPhone 14 Pro用ケースです。
背面レンズを保護する、スライド式カメラカバーを搭載しています。
MagSafeシステム対応のマグネットを内蔵しています。
2色のストラップが付属しています。
iPhone 14用と、iPhone 14 Plus用iPhone 14 Pro Max用も発売中です。

Tech21 FlexMax for iPhone 14 Pro

▲ イギリスの耐衝撃ケースのブランドである、Tech21の製品です。
同ブランドのケースの中でも、このFlexMaxは過去最大の保護性能を誇ります。
最大6.1メートルもの高さからの落下にも耐えられ、レンズや端子を保護するカバーも備えています。

Tech21 FlexMax for iPhone 14 Pro

▲ ケース本体に、2本のストラップのセットです。

Tech21 FlexMax for iPhone 14 Pro

▲ 背面がポリカーボネート、側面がTPUのハイブリッド構造です。
全体がすりガラスのような半透明になっています。
製品やパッケージには、環境に配慮した素材が使われています。
埋め立て環境での分解に数百年かかる一般的なプラスチックと違い、数年で分解されるとのこと。
重さは49gで、耐衝撃ケースとしては軽く感じます。

Tech21 FlexMax for iPhone 14 Pro

▲ 内側にはMagSafeシステム対応のマグネットが貼られています。
衝撃を軽減する効果があるのか、ストライプ状の溝が彫られています。

Tech21 FlexMax for iPhone 14 Pro

▲ 内側の側面には、ラバー素材のテープが貼られています。
これがメーカーのいう衝撃吸収素材「FlexShock」と思われます。
凹凸のパターンも施されていて、たしかに衝撃に強そうです。

Tech21 FlexMax for iPhone 14 Pro

▲ iPhoneを押し込んで装着します。
着脱は硬めです。

Tech21 FlexMax for iPhone 14 Pro

▲ iPhone 14 Proのシルバーモデルに装着したところ。
さわやかな印象の上品なデザインです。
表面は梨地加工のサラサラした手触りで、やや滑りやすいのが気になります。

Tech21 FlexMax for iPhone 14 Pro

▲ 前面のエッジは高すぎず、画面の端も操作しやすいです。

Tech21 FlexMax for iPhone 14 Pro

▲ カメラレンズも保護できる、スライド開閉式のカバーを備えています。
スライドカバーのレールが必要なので、上部全体が四角いフレームで覆われています。
フラッシュライトが反射するのを防ぐためか、一部に切り欠きがあります。

Tech21 FlexMax for iPhone 14 Pro

▲ レンズユニットが大きいiPhone 14 Proと14 Pro Maxは、スライドカバーが2枚重ねになっています。
iPhone 14と14 Plusは、レンズユニットが本体横幅の半分以下なので、カバーは1枚です。
開いた状態または閉じた状態で、カチッと留まるようになっています。
カバーはレンズの表面に触れることはありません。

Tech21 FlexMax for iPhone 14 Pro

▲ カバーを閉じておけば、大事なレンズを守れます。
ただし普段閉じたままにしておくと、シャッターチャンスを逃すことがあるかもしれません。
カメラを起動して、真っ白な画面を見てから、カバーを閉じていたのを思い出すことが多々あります。
大きなフレームだけでも十分にレンズを守れるので、不安を感じるときだけ、カバーを閉じるといいかもしれません。

Tech21 FlexMax for iPhone 14 Pro

▲ 音量ボタンはTPU素材で覆われています。
柔らかくて押しやすいです。
消音スイッチには、開閉式のカバーが付けられています。

Tech21 FlexMax for iPhone 14 Pro

▲ 消音スイッチの保護カバーは、あまり必要性を感じませんが、頻繁に切り替えることもないので、あっても邪魔になりません。

Tech21 FlexMax for iPhone 14 Pro

▲ 反対側のサイドボタンも、もちろん覆われています。
こちらも柔らかくて押しやすいです。

Tech21 FlexMax for iPhone 14 Pro

▲ 充電コネクタ(Lightning端子)部分にも、開閉式のキャップがあります。
防水ケースではないので、これも必要性は疑問ですが、保護性能を高めるのは間違いありません。
スピーカーとマイク部分の穴は、ストラップを通せるようになっています。

Tech21 FlexMax for iPhone 14 Pro

▲ 有線接続での充電をよくする人には、キャップは邪魔かもしれません。
不要ならカッターで切り取ってしまっても問題ないでしょう。

Tech21 FlexMax for iPhone 14 Pro

▲ MagSafeシステム対応のマグネットを内蔵しています。
MagSafe充電器などのアクセサリがしっかり吸着し、安定して充電ができます。

Tech21 FlexMax for iPhone 14 Pro

▲ 付属のストラップについて。
2色のハンドストラップが付属しています。
底部のスピーカー/マイク部分に、ストラップを通せるようになっています。
好きな方の色を、好きな位置に取り付けられます。

Tech21 FlexMax for iPhone 14 Pro

▲ これまでに様々なiPhoneケースを試してきましたが、このような形のストラップ穴は初めて見ました。
紐を通しやすく、ケースのデザインも損なわないので感心しました。

Tech21 FlexMax for iPhone 14 Pro

▲ 黒っぽい方のストラップは、よく見ると紺色です。

Tech21 FlexMax for iPhone 14 Pro

▲ 黄色い方は、眩しい蛍光イエローです。
長さ調節ができる留め具があるので、手首に絞って落下を防止できます。
2か所のストラップホールを利用して、2点吊りのショルダーストラップやネックストラップも取り付けられます。

Tech21 FlexMax for iPhone 14 Pro

▲ 私は2本付属するストラップの余った方を、AirPods Pro(第2世代)の充電ケースに流用しています。

まとめ

Tech21 FlexMax for iPhone 14 Pro

建物の3階から落としても大丈夫なぐらいの、耐衝撃性を備えたケースです。
大事なカメラレンズを保護できるカバーもあり、頼もしさがあります。
消音スイッチや端子を保護するカバーは、やや大袈裟に感じますが、保護性能を追求した結果でしょう。
ストラップホールは使いやすく、2色のストラップが付属するのも楽しいです。
市場にありふれたケースとは一線を画す、たくさんの特徴を備えた製品です。

iPhone 14/14 Proシリーズ用の「Tech21 FlexMax」は、Apple公式サイトで販売中です。
価格は税込各8,800円です。

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