【レビュー】kokoTag(ココタグ):Appleの「探す」ネットワーク対応の紛失防止タグ

kokoTag(ココタグ)

アイ・オー・データから販売されている「kokoTag(ココタグ)」をレビューします。
Appleの「探す」ネットワークに対応する紛失防止タグです。

kokoTag

▲ GOPPA(合同会社ゴッパ)が開発・製造を手がけている製品を、アイ・オー・データが取り扱うものです。
メーカーも直販で、アイ・オー・データとは異なる型番で販売しています。
ブラックとホワイトの、2色のカラーバリエーションです。

kokoTag

▲ パッケージ内容は、kokoTag本体と、ストラップ、説明書です。

kokoTag

▲ ストラップを通せる穴が開けられた、小さなタグ型です。

kokoTag

▲ 片面にボタンがあります。
このボタンは電源のオフ/オンと、設定のリセットに使います。

kokoTag

▲ AirTagと大きさを比較してみます。
薄く小さいので、カードケースやラゲッジタグなどに入りそうです。

kokoTag

▲ 電源はAirTagと同じ、CR2032ボタン型電池です。
電池がはじめから入っています。
絶縁フィルムを引き抜けば、起動音がなり、「iPhoneの探す」アプリで設定ができます。

kokoTag

▲ 電池の駆動時間は、メーカー公称値は「半年」とされています。
1年持続するAirTagと比べると短いです。
電池を交換するには、底部の溝にマイナスドライバーのようなものを挿して、こじ開けます。

kokoTag

▲ 中身はこのようになっています。
電子部品は隠されていて、指で触れる心配はありません。
蓋を閉じるときは、押さえるだけでパチっとハマります。

kokoTag

▲ ボタンを押して、電源のオフ/オンや、リセットができます。

  • オフ:3秒押す
  • オン:1回押す
  • リセット(工場出荷時に初期化):すばやく4回押し、5回目は長押し(5秒間)

持ち物に登録済みの場合は、リセットの前に登録を削除しておく必要があります。
kokoTagのボタンを押して、同期しているiPhoneを鳴らして探すような機能はありません。

kokoTag

▲ 本体の穴に通せる、ストラップが付属しています。
「試供品」扱いですが、着脱可能なバックルがあり、リングも付属する、使い勝手のいいものです。

kokoTag

▲ 鍵やバッグなどに、簡単に取り付けられます。
ただし防水・防塵機能はありません。
バッグの外側にぶら下げる場合は、雨に濡らさないように注意が必要です。

kokoTag

▲ 設定して使ってみます。
絶縁フィルムを抜いて起動音を確かめたら、iPhoneを近づけて「探す」アプリを立ち上げまます。
「持ち物を探す」タブで「+」をタップして、「その他の持ち物を追加」を選びます。
ポップアップで「koko Tag」が表示されるので、「接続」をタップします。

以降は画面の指示に従って、名前をつけたり、アイコンとなる絵文字を設定します。
このあたりの操作はAirTagと同じです。
設定が終わったら、実際に音を鳴らしてみたりして、動作を確認しておきましょう。

kokoTag

▲ いちど設定しておけば、使い勝手はAirTagとほぼ同じです。
「探す」ネットワークにより、世界中のiPhoneユーザーの協力で、位置を把握できます。
紛失モードにしたり、迷惑な追跡を防止する機能もあります。
サウンドを再生すると、「ピッ、ピッ、ピッ、ピッ」と少しずつ大きくなる音が、約10秒間鳴ります。
AirTagやAirPods Pro(第2世代)に搭載されている、部屋のどこにあるかまで導いてくれる「正確な場所を見つける」機能には対応していません。

AirTagと違って、ボタン操作で電源を切ることができます。
Bluetoothを使えない場所があっても、電源を落として持ち込めます。
電源の状態は外からは判別できないので、「探す」アプリで確認します。

まとめ

kokoTag

リーズナブルで導入しやすい、「探す」対応の紛失防止タグです。
持ち物に取り付けやすいストラップが付属するので、追加の出費なしですぐ使えます。
防水機能が無いことと、電池の持続時間が半年間なのが、残念な点です。
AirTagの半額で買えるので、たくさんの持ち物を追跡したい時におすすめです。

kokoTag(GP-STAG-C)は、以下のアイ・オー・データ直販サイトで購入できます。
価格は税込各2,180円です。

メーカーGOPPA社の直販サイトでも、「EG-STAG-C」の型番で、より安価に販売されています。
価格は税込各1,480円・送料無料です。

販売ページ:ココタグ

LINEMO