【編集後記】Apple心斎橋がオープン20周年

Apple Store心斎橋のオープン告知

Apple心斎橋が2004年8月28日にオープンしてから、まもなく20年になります。

Apple心斎橋

Apple心斎橋は、2003年11月にオープンした銀座に続く、国内2店舗目の直営店でした。
銀座がオープンした時のプレス向け発表会で、「国内2号店を2004年秋に大阪に出店」することが予告されていました。
当初の店名は「アップルストア心斎橋」でした。

当時のプレスリリース

Apple心斎橋

まだiPhoneが発売される前のことで、当時のiPodの最新モデルは、クリックホイイールを備えた第4世代と、iPod mini(第1世代)でした。
米国以外では初の直営店としてオープンした銀座のときとは違って、ジョブズは来日していません。

PC Watchに、オープン時のレポート記事が残っています。

グランドオープンの企画として、先着1,500名にTシャツのプレゼント、福袋Lucky Bagの限定販売、藤原ヒロシらによるライブイベントなどが行われています。
オープン当時の公式サイトに、イベントの情報が掲載されています。

当時のInternet Archive:アップル – 直営店 – 心斎橋

余談ですがオープン2年後の2006年にはApple心斎橋で、「ポリリズム」(2007年)でブレイクする前のPerfumeがイベントを行っています。

そのApple心斎橋は、現在リニューアル工事が行われています。
2023年8月から、2階、1階と店内の改装が進められました。
ひそかに電話番号も新しくなりました。

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リニューアルはファサード(正面外観)にも着手し、いまは入り口を塞いで、裏口から入店するよう案内しているようです。

どんなモダンな外観に生まれ変わるか楽しみですね。

楽しみといえば大阪の梅田エリアに、新しいApple Storeがオープンしそうな動きがあります。

参考:アップル、小売り強化で中国とインドへ進出拡大-横浜に新店舗も計画 – Bloomberg(2023年6月2日)

Appleユーザーがずっと待ち望んでいた、大阪の2店舗目がついに実現しそうです。
表参道や福岡のような独立した店舗ではなく、川崎のように商業施設に入る方式のようです。

心斎橋と合わせて、大阪に最新様式の店舗が2店登場することになります。
東京五輪前の「5年計画」の動きと似ているとしたら、やはり万博に向けた施策なのでしょうか。
2025年4月の万博開催までには、心斎橋の工事が終了し、新店舗もオープンするでしょう。

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