Caseology(ケースオロジー)から発売されている「真空ポンプ搭載スマホ防水ケース」をレビューします。
iPhone/スマートフォンの様々なモデルに対応する、汎用の防水ケースです。
ポンプで空気を抜くことで、デバイスと密着し、画面操作やカメラ撮影がしやすくなるのが特徴です。
レビューにはメーカー提供の評価用サンプルを使用しています。
▲ デバイスを収納して密封し、透明のウインドウ越しに画面操作や撮影ができる、ビニールポーチ型の防水ケースです。
ストラップが付属しています。
▲ 従来の一般的なビニール製のポーチと違い、透明な部分はかなり柔らかくて、ゴムのような質感です。
▲ デバイスを出し入れする開口部は、ジッパーで閉じてから、折り返してベルクロで固定し、水の侵入を防ぎます。
▲ iPhone 15 Proを収納してみます。
デバイスを収納する向きが決まっています。
ポンプやロゴがあるケースの表側に、デバイスの画面が向くようにします。
カメラがある上部から差し込みます。
▲ できるだけ空気を押し出してから、密閉します。
▲ 仕上げにポンプを繰り返し押して、中の空気を吸い出します。
ゴム風船のようなポンプのパーツを押し潰すと、横の穴からプシュッと空気が出ます。
空気がでる手応えがなくなるまで、繰り返し押します。
▲ 真空パックのように、iPhoneが密閉されます。
50回ぐらい押すと、それ以上空気が出なくなります。
▲ iPhone 15 Proを収納したところ。
8.3インチのデバイスまで対応しているので、ゆとりがあります。
iPad miniは8.3インチですが、スマートフォンとは縦横比が違うので入りません。
ケースの四隅にストラップ用の穴を搭載しています。
付属のストラップを好きな位置に取り付けられます。
▲ カメラレンズまわりも凹凸に沿って、ケースの素材が密着しています。
▲ 画面にはムラが生じます。
写真などは見づらいですが、使用には問題ありません。
▲ 保護フィルムのように画面に密着しているので、タッチスクリーンの操作がしやすいです。
本体のマイク・スピーカーを使用した通話も、違和感なくできました。
本体の横にある音量ボタンやサイドボタン、アクションボタンも、押しにくいけれど操作ができます。
▲ カメラレンズの上にも密着によるムラが生じていますが、撮影の画質には影響は感じられませんでした。
ただしビデオ撮影の音声が、くぐもったようになり、音量も小さくなりました。
▲ 現行のiPhoneはすべて防沫性能、耐水性能を備えていますが、永久に持続するものではなく、強い水流や海水にも耐えられません。
このような密封型の防水ケースに収納すれば、海や川でも安心してiPhoneを使えます。
▲ 付属のストラップは長さ調節ができます。
首から下げるネックストラップとしても、斜め掛けする「スマホショルダー」としても使えます。
▲ 収納したままFace IDは使えるけれど、Touch IDは認識されませんでした。
▲ iPhoneに保護ケースを装着したままでも収納できますが、穴あけ加工された消音スイッチやアクションボタンは、操作できなくなる場合があります。
▲ 収納したままワイヤレス充電ができます。
磁力は落ちるけれど、MagSafe充電器なども使えます。
まとめ
iPhoneを真空パックするような、ポンプを搭載した防水ケースです。
収納するたびに空気を抜く作業をするのは面倒だけれど、使い勝手はかなり良いです。
画面操作がしやすく、カメラの撮影画質もいいので、快適です。
好きなスタイルでストラップを取り付けられるのも気が利いています。
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