iPhone 16 Proのボイスメモアプリで、ヘッドフォン不要のレイヤーのある録音(多重録音)が可能に。マイケル・ブーブレとCarly Pearceが制作した楽曲を配信開始

音声レイヤーを録音

iPhone 16 ProとiPhone 16 Pro MaxをiOS 18.2にアップデートすると、「ボイスメモ」アプリで「レイヤーのある録音」ができるようになります。

音声レイヤーを録音

既存の録音に、別のトラックを重ねて録音できる機能です。
iPhoneのスピーカーで録音を再生しながら、iPhoneのマイクで重ねる音を収録できます。
録音済みのギターの演奏を再生しながら、ボーカルを重ね録りすることなどができます。
ヘッドフォンは必要ありません。
2024年9月の発表イベントで、年内のアップデートで追加予定の機能としてアナウンスされていたものです。
重ね録りした録音のレイヤーを分割したり、Logic Proに読み込んで編集ができます。

新機能の追加に合わせてAppleは、この機能を使って制作されたクリスマスソングのプロモーションを公開しています。

ニュースリリース:ボイスメモのアップデートでiPhone 16 Proのラインナップにレイヤーのある録音が登場 – Apple

Maybe This Christmas

いずれもグラミー賞の受賞歴のある、歌手・俳優のマイケル・ブーブレと、カントリーミュージシャンのCarly Pearce、レコードプロデューサーのグレッグ・ウェルズがタッグを組み、新曲「Maybe This Christmas」が制作されています。

iPhone 16 Proのマイクとボイスメモアプリで録音され、Logic Proで仕上げられています。
制作過程を解説する3分36秒のプロモーションビデオが公開されています。
ビデオもiPhone 16 Proで撮影され、Final Cut Proで編集されています。

楽曲「Maybe This Christmas」はApple Musicで配信中です。
ミュージックビデオもあります。

配信ページ:‎Maybe This Christmas – Single – マイケル・ブーブレ & Carly Pearceのアルバム – Apple Music

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