【レビュー】Apple Watch プライドエディションスポーツバンド(2025)

Apple Watch プライドエディションスポーツバンド(2025)

Apple Watch用の「プライドエディションスポーツバンド」の2025年版をレビューします。
レインボーカラーに仕上げた特別モデルです。

目次

Apple Watchバンドの「プライドエディション」とは?

LGBTQ+コミュニティのシンボルである、レインボーフラッグのカラーリングを採用した特別モデルです。
2016年にウーブンナイロンバンドで初登場したものです。
最初のモデルは、米国で開催されたLGBTイベント「プライド・パレード」に参加した従業員に、Appleが配布した非売品でした。

歴代のプライドエディションApple Watchバンド

▲ 従業員に配布されたのと同じものが2017年に、期間限定で一般販売されました。
それ以来、毎年プライドパレードが行われる6月に向けて発売されるのが恒例となっています。
2020年〜2022年の3年間は、Nikeモデルを含めた2種類が同時にリリースされました。
今年2025年は、2020年と2023年に続いて、スポーツバンドが採用されています。

Apple Watch プライドエディションスポーツバンド

▲ Appleは「LGBTQ+コミュニティを支える組織を資金面からサポート」していると、パッケージや商品ページで宣言されています。
この商品の、売り上げの一部が寄付にあてられるとは明言されていません。
具体的な支援先も、今年は明かされていません。

Apple Watchバンドの「プライドエディション」や「ブラックユニティ」「PRODUCT(RED)」などの特別版は、支援につながる製品ですが、販売価格は通常版と変わりません。

プライドエディションスポーツバンド(2025)

Apple Watch プライドエディションスポーツバンド

▲ Apple Watchの大きさ別に、40mm用、42mm用、46mm用の3サイズ展開です。
それぞれ「S/M」と「M/L」の、2種類の長さから選べます。
ここで使用しているのは、46mm用のS/Mです。

Apple Watch プライドエディションスポーツバンド

▲ 恒例となっている、お揃いのデザインの文字盤も用意されています。
本日2025年5月13日にリリースされた、watchOS 11.5で、「プライドハーモニー文字盤」を設定できるようになっています。
iPhoneの「Watch」アプリの文字盤ギャラリーから選ぶか、商品ページに用意されているリンクから簡単に設定できます。

Apple Watch プライドエディションスポーツバンド

▲ さまざまな色の帯を寄せ集めて、カラフルなストライプが構成されています。
これはペイントで描かれているのではなく、異なる色のフルオロエラストマー素材を圧縮成形で固めたものです。
手作業で組み合わせているとのことで、パターンには個体差があります。
同じ色がくっついたり、隣り合ったりしないように、慎重にレイアウトされているようです。

Apple Watch プライドエディションスポーツバンド

▲ 内側にはバンドのサイズと長さ、「PRIDE 2025」の文字がプリントされています。

Apple Watch プライドエディションスポーツバンド

▲ ピンの内側には、“Designed with pride in California(カリフォルニアから、プライドを込めて)” とメッセージが刻印されています。
これは2023年版に採用されていたのと同じです。

Apple Watch プライドエディションスポーツバンド

▲ Apple Watch Series 10のジェットブラックに取り付けたところ。
色の種類が豊富で、明るく賑やかな印象です。
プライドハーモニー文字盤とあわせると、アート作品のようにも見えます。

Apple Watch プライドエディションスポーツバンド

▲ プライドハーモニー文字盤の背景は、黒い部分を利用して、10時台なら「10」の数字が描かれています。
手首を下げて暗くなっている「常にオン」のときには、それぞれのブロックに黒いラインが入ったストライプ状になります。
画面をタップすると、ブロックがスライドしてパターンが変化します。
コンプリケーションをひとつだけ置くことができます。

Apple Watch プライドエディションスポーツバンド

▲ ストライプのパターンはランダムに見えますが、ピンを止める位置によっては、上下のバンドで色が繋がることに驚かされました。

Apple Watch プライドエディションスポーツバンド

▲ 実際に身につけてみます。
ファッション的にはアバンギャルドなイメージで、おしゃれに見えます。

Apple Watch プライドエディションスポーツバンド

▲ 明るい色が多くて派手です。
身につけるだけで楽しい気分にしてくれそうです。

Apple Watch プライドエディションスポーツバンド

▲ ほかのApple Watchとの組み合わせも紹介します。
これはスターライトアルミニウムケースに取り付けたところ。

Apple Watch プライドエディションスポーツバンド

▲ 46mm用はApple Watch Ultra(49mm)にも対応しています。

Apple Watch プライドエディションスポーツバンド

▲ iPhone/iPadの画面もコーディネートできる、「プライドハーモニー壁紙」も用意されています。
iOS 18.5、iPadOS 18.5で設定できるようになっています。
画面をオンにするたびにパターンが変化します。

まとめ

Apple Watch プライドエディションスポーツバンド

プライドエディションのバンドは、おしゃれなだけじゃなく、身につけることでLGBTQ+フレンドリーな意思表示にもなります。
スポーツバンドが採用されるのは3度目(Nikeモデルも含めると合計4種)ですが、今回もオリジナリティあふれるデザインで登場しました。
Apple Watchに取り付けるだけで、ファッショナブルなアイテムに変身します。
文字盤、壁紙とのコーディネートも楽しいです。

Apple Watch用のプライドエディションスポーツバンドは、Apple公式サイトで販売中です。
価格は税込各6,800円です。

販売ページ:Apple公式サイト

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