BeatsのiPhone 17 Pro用ケース「Beats iPhone 17 Pro Kickstand Case with MagSafe and Camera Control(MagSafeとカメラコントロール対応 Beats iPhone 17 Pro キックスタンドケース)」をレビューします。
スタンドにもなるストラップ付きの、ポリカーボネート製の薄型ケースです。
MagSafeシステム対応のマグネットを内蔵しています。
iPhone 17用と、iPhone 17 Pro Max用もあります。

▲ BeatsブランドのiPhoneケースは、2024年にiPhone 16/16 Proシリーズ用で初登場しました。
iPhone 16/16 Pro用は、ポリカーボネート製の「Beats Case」の1モデルのみでした。
今回のiPhone 17/17 Pro/17 Pro Max用ではラインナップが拡充し、3モデル展開になっています。
- Beats Case(ケース):ポリカーボネート製。6,980円
- Beats Kickstand Case(キックスタンドケース):スタンドにもなるストラップ付き。9,980円
- Beats Rugged Case(強化ケース):耐衝撃性に優れたハイブリッド仕様。12,800円
いずれもMagSafeに対応し、カメラコントロール部分にはケースの上から操作できるキャップを備えています。
iPhone Air用には、「Beats iPhone Air Case with MagSafe and Camera Control」の1種類のみです。

▲ 「Beats iPhone 17 Kickstand Case」シリーズは、ライムストーン、ペブルピンク、ベッドロックブルー、グラナイトグレイの、4色のカラーバリエーションです。
いずれも石や岩の名前が冠されています。
このページではベッドロックブルーを使用しています。

▲ このページでレビューする「Beats Kickstand Case」(写真右)と、「Beats Case」(同左)は、ケース本体の作りはだいたい同じです。
「Kickstand Case」はストラップホールがありますが、「Beats Case」にはありません。
カラーバリエーションも同じです。

関連記事:【レビュー】Beats iPhone 17 Pro Case with MagSafe and Camera Control

▲ ストラップを取り付けた状態で出荷されています。
紐を通すのに一手間かかるはずなので、ストラップ付きケースとしては珍しいです。
ケース本体の重さは29gで、ストラップも入れると40gになります。
iPhone 17 Pro本体と合わせると、合計245gです。
ストラップもケースと同じ色に揃えられています。
紐の部分は、ブランドのロゴと同じ色です。

▲ iPhoneと接触する内側の背面には、マイクロファイバー素材が貼られています。
MagSafe用のマグネットを内蔵していることを示す、円形のラインが描かれています。
ラインは省略されていますが、カードケースやバッテリーパックの向きを整える、縦線状のオリエンテーションマグネットもちゃんと内蔵しています。

▲ iPhoneを頭の方から入れて、底部を押し込んで装着します。

▲ iPhone 17 Proのシルバーモデルに、ベッドロックブルーのKickstand Caseを装着したところ。
ブランドのロゴが小さくプリントされているだけの、シンプルなデザインです。
ストラップは先端に思いパーツがあるので、ぶら下げると振り子のように重心が引っ張られて、重たく感じることがあります。

▲ ストラップホールは本体の右側にあります。
ハンドストラップとして使う場合は、右手の方が使いやすいです。
ケースは滑りやすい素材なので、ストラップがあると安定して保持できて、撮影などの際にも安心です。

▲ 前面は広く開けられています。
エッジの部分はガラス面よりもわずかに高くなっています。

▲ 画面の下部は剥き出しです。
Apple純正のクリアケースと同じく、平らな面に落とす分には、ガラスが直接ぶつからない形状になっています。

▲ 背面上部の開口部は、突き出たカメラレンズを守れる高さに縁取りされています。

▲ アクションボタンと音量ボタンは、プラスチック製のパーツでカバーされています。
カチカチと快適に操作できます。

▲ 反対側のサイドボタンも同じで、押しやすいです。
カメラコントロール部分には「独⾃に設計した導電層」を採用し、保護した上から操作ができます。

▲ iPhoneにケースをつけていないときと同じように、カメラコントロールを押したりスワイプしたりできます。
ケースの側面と同じ高さなので、指を置きやすく、操作しやすいです。

▲ MagSafeシステム用のマグネットを内蔵しています。
MagSafe充電器やカードウォレット、車載ホルダーなどのアクセサリを活用できます。

▲ ストラップのスタンド機能について。
先端のパーツが、スライド開閉式になっています。
スプリングが内蔵されているらしく、開いた状態か閉じた状態に固定されます。

▲ ケースのストラップホールがある側面の中央に、マグネットが内蔵されています。
ここにストラップのスタンド部分が吸着します。

iPhoneを横向きに立てるスタンドになります。

▲ ストラップの爪が、ケースのエッジに引っかかって固定されます。
マグネットのない反対側の側面でも、問題なく使えました。
私はiPhoneを横向きにするときには、充電端子が右側になるようにしたいです。

▲ ほかのケースでもスタンド機能が使える場合があります。
Apple純正のテックウーブンケースやシリコーンケースでも使えました。
まとめ

スタンドとして使えるストラップが付属するケースです。
ふだんはストラップとしてiPhoneに付けておいて、必要なときにスタンドになるのは便利です。
ハンドストラップとしては、左手だとやや使いにくいので、ストラップホールは両サイドに欲しかったところです。
ストラップのないBeats Caseとの価格差は3,000円です。
ストラップのデザイン性と機能性を考えると、妥当な価格差と思えますが、全体のクオリティを考えると約10,000円は高価に感じます。
iPhone 17/17 Pro/17 Pro Max用の「Beats iPhone 17 Kickstand Case with MagSafe and Camera Control」シリーズは、以下のオンラインショップで購入できます。
価格は税込各9,980円です。
iPhone 17用
iPhone 17 Pro用
iPhone 17 Pro Max用

