【編集後記】AirTagの鏡面に光沢感を出す撮影方法

AirTag

AirTagの電池蓋は、ステレンレス製の鏡面仕上げです。
反対の面は白いポリカーボネートで、なつかしい昔のiPodみたいですね。
レビュー写真の撮影時には気をつけないと、周りの景色や自分が映り込んでしまいます。

AirTag

しかし映り込みを防いで撮ると、今度はのっぺりとした、つや消しのアルミのような質感になってしまうのが悩みでした。

AirTag

Apple公式の製品画像を見ると、半分だけ黒くして、光沢感を表現しています。
よし、これをマネしてみようと思った次第です。

PPシート

導入したのは100円ショップ ダイソーで販売されている「PPシート」のブラック版です。
不透明の黒色を使うと、光を遮ってしまうので、半透明スモーク調を選びました。

AirTag

これを半分くらい映り込ませることで、いい感じに光沢感を表現できます。

AirTag

しかしPPシートが、被写体に影を落とすのは避けられないですね。
この写真では、白い面にもPPシートが反射しています。
最近は下のように、PPシートあり・無しの2枚を撮影して、合成することを覚えました。

AirTag

PPシートを使った光沢表現のテクニックは、iPodなどの撮影にも利用できます。

iPod U2 Special Editionの背面

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