今年のWWDCも終了しました。
今回はハードウェアの発表もありましたね。
M2チップを搭載したMacBook Airと、13インチMacBook Proです。
なかでもMacBook Airは、Appleシリコン向けに設計しなおされた、新しいデザインが採用されています。
そのM2チップ搭載MacBook Airで、不思議なことがひとつあります。
カラーバリエーションにシルバーとスターライト、スペースグレイとミッドナイトが共存しているのです。
スターライトとミッドナイトは2021年9月に、iPhone 13とApple Watch Series 7、iPad mini(第6世代)で登場した色です。
2022年3月の、iPhone SE(第3世代)とiPad Air(第5世代)にも採用されています。
それまでのシルバー/ホワイトとスペースグレイ/ブラックを置き換えるように、これらのモデルではスターライトとミッドナイトが採用されています。
ただしiPad miniとiPad Airにはミッドナイトは無く、黒系は引き続きスペースグレイです。
2021年10月に登場した、 M1 Pro/M1 Maxチップを搭載したMacBook Proは、伝統的なシルバーとスペースグレイの2色でした。
2021年9月のiPhone 13 Proも、シルバーと「グラファイト」です。
そのため一般向けのコンシューマーモデルは、色味のあるスターライトとミッドナイト。プロ向けの上位モデルは、無彩色のシルバーとスペースグレイで展開するのかと思っていました。
しかし今回登場したMacBook Airでは、シルバーとスターライト、スペースグレイとミッドナイトが共存しています。
いったいなぜなのでしょう? 理由はわかりません。
でも気持ちはわかる気がします。
コンシューマーモデル・エントリークラスだからといって、MacBook Airにシルバーとスペースグレイが無いというのは、考えにくいですよね?
従来のゴールドを引き継ぐ色として、スターライトの存在も理解できます。
スペースグレイ以上に黒々としつつも、青みを加えたミッドナイトもかっこいいです。
かつてのポリカーボネート筐体のMacBookの、ブラックカラーの上位モデルを思い出します。
そういうわけで、カラーバリエーション4種類はMacBookとしては多いと思いますが、いずれも無難な色です。
どれを選んでも、どんなシーンでも使いやすそうです。
でももし、7色のiMacのようなカラフルなラインナップだったとしたら、もっと注目を集めたような気がします。
あなたは何色のMacBookが欲しいですか?
- M2搭載MacBook Airの公式サイト:M2チップ搭載MacBook Air – Apple
- M2搭載MacBook Airの販売ページ:Apple公式サイト(7月発売予定)