9月23日に発売になった、Apple Watch UltraとAirPods Pro(第2世代)を買いました。
Apple Watch Ultra
2015年の発売から、Series 8まで代を重ねてきたApple Watchは、ずっと同じ形状・デザインでした。
そのApple Watchに、はじめて大きな変化を加えたのが、このApple Watch Ultraです。
私は7年間にわたって42/44/45mmケースのApple Watchを使ってきたけれど、これからは49mmのユーザーです。
冒険も登山も潜水もしないインドア派の私には、タフな環境に耐える機能はまったく必要ありません。
ふつうのApple Watchでも、高性能すぎるぐらいです。
でもこんなカッコいいのを見せられたら、欲しくなっちゃいますよね。
今年だけと自分に言い聞かせて、Series 8ではなくUltraを選びました。
45mmケースを凌駕する大きさと重たさは、普段使いにどうなのか? 邪魔ではないのか? と心配ではありました。
しかし時計ジャーナリストの広田雅将氏が「G-SHOCKに近い」とコメントしているのを見て、不安は払拭されました。
Apple Watch Ultraって、サイズと重さがG-SHOCKのDW-5600Eに近い。なるほど。
— 広田雅将 (HIROTA, Masayuki) (@HIROTA_Masayuki) September 8, 2022
(広田氏は高級時計専門誌の編集長ですが、第1世代の頃からApple Watchを高く評価してくれています)
いままでのApple Watchを基準にすると大きいけれど、スポーツウォッチやダイバーズウォッチとしては、標準的なサイズに収まってるようです。
実際にApple Watch Ultraは、手に持ってみるとずっしりと感じるけれど、手首に身につけてしまえば、気になる重さではありません。
大きさもすぐに見慣れてしまいます。
バンドは「オレンジアルパインループ」を本体に合わせて買い、「イエローオーシャンバンド」を追加購入しました。
「トレイルループ」も同時に注文してあるけど、納期がまだ先です。
ひとつずつレビューする予定です。
AirPods Pro(第2世代)
2019年10月に登場したAirPods Proの、2代目のモデルです。
長く愛用している製品の進化は嬉しいです。
まだじっくり音楽を聴いたり、騒がしい場所にでかけたりする時間が取れなくて、あまり試せていません。
第1世代と比べて、音に厚み・深みが感じられます。
ちょっと低音強めの味付けがされていますよね。
Appleらしくない気もしますが、名前は「Pro」でもプロ向けオーディオ機器というわけではないし、こういう路線もありだと思います。
聴いていて楽しい音です。
Appleは2020年のHomePod miniから、AirPods Max、AirPods(第3世代)を、「コンピュテーショナルオーディオ」という用語でアピールしてきました。
ハードウェアとソフトウェアを連携させて、サウンドを動的に最適化させる機能を意味するようです。
今回のAirPods Proでは、新しく「コンピュテーショナルアルゴリズム」というワードが登場しました。
新しいH2チップにより、ノイズキャンセリングや空間オーディオ、バッテリーの制御などをスマートに行えるとされています。
Appleはこれまで、AirPodsのファームウェア更新について、特に明言はしてきませんでした。
でも今回から新たに、AirPodsのファームウェア情報が、サポートページで公開されるようになりました。
公式サイト:AirPods のファームウェア・アップデートについて – Apple サポート
今後のファームウェア・アップデートによる、AirPodsのさらなる進化を予感させます。
わかりやすく目に見える進化として、今回は充電ケースにスピーカーとストラップホールが追加されました。
極限まで洗練された、既に完成されたデザインの充電ケースに開けられた穴を見たときは、なんとなく心がざわざわしました。
大切なものを傷つけられたようで。
でもいざストラップホールを使ってみると、便利で助かりますね。
今回は「探す」機能も強化されていて、AppleもAirPodsの紛失が多いと認識しているのでしょう。
ストラップホールは紛失防止のほかにも、自分のAirPodsを見分けるのにも役立ちます。
たとえば忘れ物預り所で「ハローキティのストラップがついた…」と説明できます。
かつてのケータイで流行したストラップ文化が、AirPodsによりリバイバルするかもしれません。
- Apple Watch Ultra(Apple公式サイト)
- AirPods Pro(第2世代)(Apple公式サイト)